出版社内容情報
画材×光彩×戦略=印象派! 絵画の描かれ方、売られ方、その可能性の跳躍を目撃する、印象派誕生150年の必読書。
印象派は「発明 invention」されている。絵画をとりまく技術革新は、画家の個性の表現としての「印象」を描くことを可能にし、斬新な戦略で顧客を開拓した画商との協働によって、今日まで続く美術市場のあり方を形づくっている。モネ、ルノワール、ゴッホ、セザンヌら画家達が新たな表現を求めて苦闘し、探求したその筆遣い、色彩を目の当たりにし、時代の変化と彼らの息遣いが伝わってくる迫力の一冊。カラー図版多数掲載。
内容説明
画材×光彩×戦略=印象派!絵画の描かれ方・売られ方、その可能性の跳躍を目撃する、印象派誕生150年の必読書。
目次
第一部 印象派の発明(印象の衝撃;ルノワール 美と青春の宴;モネ 印象の探求;ゴッホ 美の伝道;マネとセザンヌ 近代と現代)
第二部 印象派市場の創成(金ピカの画商デュラン=リュエル;猫足家具のクラシック演出;パリのアメリカ人;美術批評とブランド戦略;印象派の父とゴッホの弟)
著者等紹介
西岡文彦[ニシオカフミヒコ]
多摩美術大学名誉教授・版画家。1952年生まれ。柳宗悦門下の版画家森義利に入門、日本版画協会展、国展で受賞(1977・78)、リュブリアナ国際版画ビエンナーレ五十周年(2006)に招待出品。作品が雑誌「遊」(工作舎)に起用されたことを機に編集・デザインに活動の幅を拡げ、ジャパネスクというコンセプトを提唱。1992年国連地球サミット関連出版にロバート・ラウシェンバーグらと参画、2005年愛知万博企画委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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