なぜ美を気にかけるのか―感性的生活からの哲学入門

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なぜ美を気にかけるのか―感性的生活からの哲学入門

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  • サイズ 46判/ページ数 196p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784326852017
  • NDC分類 701.1
  • Cコード C1070

出版社内容情報

おしゃれ、ダサい、ステキ、つまらない。こうした日々の感動をなぜ大事にするのか。生活の彩りの意味を問うあたらしい哲学入門。

お気に入りの服を着る、おいしいものを食べる、好きな映画をみる――こうした日常のさまざまな美的選択は、人生にどのような意味をもたらすのか。人はなぜ美的な暮らしを送るのか。現代美学を代表する論者たちが3つの答えを提案する、哲学入門の授業向けに書かれた教科書。著者たちによる座談会とティーチングガイドつき。
【原著】Dominic McIver Lopes, Bence Nanay, Nick Riggle, Aesthetic Life and Why It Matters, Oxford University Press, 2022

内容説明

お気に入りの服を着る、おいしいものを食べる、好きな映画をみる―こうした日常のさまざまな美的選択は、人生にどのような意味をもたらすのか。人はなぜ美的な暮らしを送るのか。現代美学を代表する論者たちが3つの答えを提案する、哲学入門の授業向けに書かれた教科書。著者たちによる座談会とティーチングガイドつき。

目次

1 経験を解き放つ
2 美的生活―個性、自由、共同体
3 足を踏み入れる―美的生活における冒険

著者等紹介

マカイヴァー・ロペス,ドミニク[マカイヴァーロペス,ドミニク] [McIver Lopes,Dominic]
ブリティッシュコロンビア大学哲学科教授。元アメリカ美学会会長、元カナダ哲学会会長

ナナイ,ベンス[ナナイ,ベンス] [Nanay,Bence]
アントワープ大学哲学的心理学センター教授。ヨーロッパ感覚研究ネットワークのディレクターも務めている

リグル,ニック[リグル,ニック] [Riggle,Nick]
サンディエゴ大学哲学科准教授

森功次[モリノリヒデ]
1981年生まれ。大妻女子大学准教授。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学、博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

die_Stimme

3
現代美学を代表する3人の論者がそれぞれのしかたで私たちが日常のなかで「なぜ美を気にかけるのか」(これには、どの映画をえらぶかとか美味しいものを食べるとか、どの色にするとか、日常のなかの些細な行為が含まれる)について問い、また答えを出すまでの美学的なアプローチを実践する。入門的な本なので読みやすいが、慣れない人にはなんでそんなことそこまで考えなきゃいけないのかと途中で投げ出したくなるかもしれない。最後に3人そろって対談するところは本編よりも発散的で、それぞれの観点の違いも分かりやすく面白かった。2024/01/04

素人

2
美学を通した哲学への入門書であるとともに、美的価値に関する規範問題(「美的価値はなぜ価値あるものなのか」)に対して快楽主義(aesthetic hedonism)とは別のアプローチからの回答を提案する本でもある(訳者あとがきより)。美的経験を達成として理解するベンス・ナナイの議論と、「制約なしの普遍的な美的関与」という理想に対抗するものとしてのネットワーク理論などが面白かった(112頁)。2024/07/14

中村

1
3人の論者の中でも、食べ物と食事実践を切り口に、美的価値と美的評価実践について論じていた(上記の説明だと「共同体」の立場にあたる)ニック・リグルの論述が特に興味深かった。というか好きだった。読みやすかったってのもあるし、あと「あなたとわたし」という論点に持っていかれると気に入りがちという話もある。2023/09/20

stray sheep

0
2つ目の論文、個人を個性を形作るような美的評価の行為によってかえって共同体が成立する、というトリッキーな論法が分析美学っぽくなくて面白いなと思っていたら、別の箇所でシラーから得た着想だと述懐していて腑に落ちた。今話題のナナイのは確かにうなずける内容ではある一方で、あまりにも常識と良心に適っていて決してエキサイティングではなかった笑2025/05/03

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