なぜ美を気にかけるのか―感性的生活からの哲学入門

個数:
電子版価格
¥2,750
  • 電子版あり

なぜ美を気にかけるのか―感性的生活からの哲学入門

  • 在庫が僅少です。通常、3~7日後に出荷されます
    ※事情により出荷が遅れたり、在庫切れとなる場合もございます。
    ※他のご注文品がすべて揃ってからの発送が原則となります(ご予約品を除く)。
    ※複数冊ご注文の場合にはお取り寄せとなり1~3週間程度かかります。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    ■通常、3~7日後に出荷されます

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 196p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784326852017
  • NDC分類 701.1
  • Cコード C1070

出版社内容情報

おしゃれ、ダサい、ステキ、つまらない。こうした日々の感動をなぜ大事にするのか。生活の彩りの意味を問うあたらしい哲学入門。

お気に入りの服を着る、おいしいものを食べる、好きな映画をみる――こうした日常のさまざまな美的選択は、人生にどのような意味をもたらすのか。人はなぜ美的な暮らしを送るのか。現代美学を代表する論者たちが3つの答えを提案する、哲学入門の授業向けに書かれた教科書。著者たちによる座談会とティーチングガイドつき。
【原著】Dominic McIver Lopes, Bence Nanay, Nick Riggle, Aesthetic Life and Why It Matters, Oxford University Press, 2022

内容説明

お気に入りの服を着る、おいしいものを食べる、好きな映画をみる―こうした日常のさまざまな美的選択は、人生にどのような意味をもたらすのか。人はなぜ美的な暮らしを送るのか。現代美学を代表する論者たちが3つの答えを提案する、哲学入門の授業向けに書かれた教科書。著者たちによる座談会とティーチングガイドつき。

目次

1 経験を解き放つ
2 美的生活―個性、自由、共同体
3 足を踏み入れる―美的生活における冒険

著者等紹介

マカイヴァー・ロペス,ドミニク[マカイヴァーロペス,ドミニク] [McIver Lopes,Dominic]
ブリティッシュコロンビア大学哲学科教授。元アメリカ美学会会長、元カナダ哲学会会長

ナナイ,ベンス[ナナイ,ベンス] [Nanay,Bence]
アントワープ大学哲学的心理学センター教授。ヨーロッパ感覚研究ネットワークのディレクターも務めている

リグル,ニック[リグル,ニック] [Riggle,Nick]
サンディエゴ大学哲学科准教授

森功次[モリノリヒデ]
1981年生まれ。大妻女子大学准教授。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学、博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

K

10
分析美学関連の本は初めて読んだかも。この本が出た時少し話題になっていたので気になっていた。リグル(目的論に根差した個性論と自由論)とロペス(ネットワーク理論、冒険説)の議論が読んでいて興味深かった。きれいごとな感じはあったけど、他者がいないときに行われる選択等にも適用可能な議論なのか気になる。2024/01/19

die_Stimme

3
現代美学を代表する3人の論者がそれぞれのしかたで私たちが日常のなかで「なぜ美を気にかけるのか」(これには、どの映画をえらぶかとか美味しいものを食べるとか、どの色にするとか、日常のなかの些細な行為が含まれる)について問い、また答えを出すまでの美学的なアプローチを実践する。入門的な本なので読みやすいが、慣れない人にはなんでそんなことそこまで考えなきゃいけないのかと途中で投げ出したくなるかもしれない。最後に3人そろって対談するところは本編よりも発散的で、それぞれの観点の違いも分かりやすく面白かった。2024/01/04

素人

2
美学を通した哲学への入門書であるとともに、美的価値に関する規範問題(「美的価値はなぜ価値あるものなのか」)に対して快楽主義(aesthetic hedonism)とは別のアプローチからの回答を提案する本でもある(訳者あとがきより)。美的経験を達成として理解するベンス・ナナイの議論と、「制約なしの普遍的な美的関与」という理想に対抗するものとしてのネットワーク理論などが面白かった(112頁)。2024/07/14

古民家でスローライフ

1
哲学を専門とする三人の共著による美に対する考察をそれぞれの視点から語った一冊。美学というと、高尚なようなものを想像しがちで、一般的には、ハードルの高さを感じるが、本書で語られる美は、おいしい料理を食べたり、美しい音楽体験や、自然を美しいと感じることなど、日常的に、人が選択するものの中にあると主張する。少し前に、日本でもヒットしたPERFECT DAYSという映画は、日常の中にあるちょっとした美を見つけることの喜びを表現したものだが、それは、誰もができるものであり、それが、豊かさや幸福感に繋がるのだと思う。2025/07/28

夏至

1
読み終わったけど、理解できたとは思わない。またじっくり読み直したい。美学初心者は最初の「教師向けのノート」は急に難しいので読み飛ばして良い。イントロダクションから読むとすんなり入れる。美的経験による達成を得ることはがより良く生きること。2025/06/23

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21413827
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ドワンゴ」にご確認ください。

最近チェックした商品