百花繚乱たれ―遠藤浩随想集

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  • サイズ A5判/ページ数 299p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784326851874
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C3095

出版社内容情報

病魔と闘い2005年5月にその生涯を閉じた偉大な民法学者、教育者である著者の足跡を辿る。生前残した随想を収録し、遅れて来る者にその学風、思想、人生観を提示する。

「行く道はどんな道でもよい。咲かせる花はどんな花でもよい。ただ一筋に一生懸命歩き、一生懸命に見事な花を咲かせることだ。」そう語っている。著者の謦咳に接した者以外の者も、深い感動を刻み込まれる。Ⅰ 人生・師・郷里、Ⅱ 学問─教育と学習の指針、Ⅲ 提言、Ⅳ 生き方の指針、Ⅴ 教え子へのメッセージ、の5部構成。

関連書:『民法基本判例集』、『民法案内1』、『民法 第七版』(勁草書房刊)


Ⅰ 人生・師・郷里
一 わが半生
ニ 法学随想
三 米沢の風土から
四 追想
五 雪と緑の米沢と我妻栄先生
六 書評 我妻洋・唄孝一編『我妻榮先生の人と足跡』〔信山社〕
七 漱石
八 素顔・法とともに生きる

Ⅱ 学問─教育と学習の指針
一 研究室訪問
ニ 時効雑感
三 時効の援用
四 相続雑感
五 民法学への誘い
六 民法の学び方・考え方の基本(これからの問題を含めて)
七 人の一生と民法・民法学
八 判例の読み方について
九 判例の引用のしかた
一〇 学習の「盲点」から脱け出そう
一一 法曹をめざす人へ─受験勉強
一二 視聴覚教育

Ⅲ 提言
一 国会での意見陳述
ニ 法制審議会について思うこと
三 司法試験制度改革

Ⅳ 生き方の指針
一 今日は昨日のように、明日も今日のように
ニ 自己を律する
三 体調(リズム)
四 気分転換
五 フェアとは

Ⅴ 教え子へのメッセージ
一 遠藤ゼミ卒業文集巻頭言
ニ 学習院大学法学研究部記念部報
三 学習院大学最終講義「民法の課題─私の歩いた道」
四 学習院大学退職記念パーティでのスピーチ
五 傘寿記念パーティでのスピーチ

あとがきに代えて─刊行委員から

内容説明

研究者・教育者として真実一路に生きた民法学者の足跡、その学風、思想、人生観を辿る。

目次

1 人生・師・郷里(わが半生;法学随想 ほか)
2 学問―教育と学習の指針(研究室訪問;時効雑感 ほか)
3 提言(国会での意見陳述;法制審議会について思うこと ほか)
4 生き方の指針(今日は昨日のように、明日も今日のように;自己を律する ほか)
5 教え子へのメッセージ(遠藤ゼミ卒業文集巻頭言;学習院大学法学研究部記念部報 ほか)

著者等紹介

遠藤浩[エンドウヒロシ]
大正10年米沢市に生まれる。昭和25年東京大学卒業、学習院大学教授、学習院大学名誉教授。平成17年5月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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