装うこと生きること―女性たちの日本近代

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装うこと生きること―女性たちの日本近代

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  • サイズ B6判/ページ数 229,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784326851843
  • NDC分類 383.15
  • Cコード C3072

出版社内容情報

装うことで人は何をあらわすか?文明開化から戦後まで激動の日本を生きた津田梅子、一葉、晶子、らいてう、林芙美子に服飾から迫る。

 鹿鳴館の欧化政策、そして再び和装へと、民族服をめぐって公的私的に揺れ動いた日本。服飾に象徴される日本近代の歩みであるが、5人の女性作家・活動家の著作を主軸として、同時代の男性作家──二葉亭、紅葉、有島、漱石、谷崎などの作品をも「服飾」を鍵にひもとき、各々の心性、生き方、社会・時代背景を鮮やかに浮かび上がらせた。年表、さし絵、写真を付す。

関連書:小池三枝『服飾の表情』、徳井淑子『服飾の中世』、他(ともに小社刊)

Ⅰ 梅子の和装
  鹿鳴館
  浮雲

Ⅱ 一葉のふる衣
  袖時雨
  裏紫

Ⅲ 晶子の恋衣
  みだれ髪
  或る女

Ⅳ らいてうの袴
  煤煙
  青鞜

Ⅴ 芙美子の肩掛け
  放浪記
  細雪

おわりに
あとがき
年表
図版/出典一覧

内容説明

装うことで人は何をあらわすか?文明開化から戦後まで―津田梅子、一葉、晶子、らいてう、林芙美子の生に服飾から迫る。

目次

1 梅子の和装(鹿鳴館;浮雲)
2 一葉のふる衣(袖時雨;裏紫)
3 晶子の恋衣(みだれ髪;或る女)
4 らいてうの袴(煤煙;青鞜)
5 芙美子の肩掛け(放浪記;細雪)

著者等紹介

羽生清[ハブキヨ]
1944年生。京都工芸繊維大学大学院修士課程修了。現在、京都造形芸術大学教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

umeko

6
与謝野晶子と有島武郎の章が面白かった。2013/08/16

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