ちょっと気になる社会保障 V3 (第3版)

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ちょっと気になる社会保障 V3 (第3版)

  • 権丈 善一【著】
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  • 勁草書房(2020/02発売)
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  • サイズ A5判/ページ数 352p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784326701124
  • NDC分類 364
  • Cコード C3036

出版社内容情報



権丈 善一[ケンジョウ ヨシカズ]
著・文・その他

目次

はじめに―社会保障なんか信用ならん!?
少子高齢化と社会保障
社会保障は何のため?
社会保障は誰のため?
社会保険と税
社会保険と民間保険
保険のリスク・ヘッジ機能
長生きリスクとは
年金が実質価値を保障しようとしていることを説明することの難しさ
結局、民間保険、社会保険、税の違いとは
社会保障がはたす3つの機能
建設的な社会保障論議を阻んできた悪気のないストーリー
もちろん留意すべき世代間の問題
社会保障規模の国際比較と財政
今進められている社会保障の改革とは?

著者等紹介

権丈善一[ケンジョウヨシカズ]
慶應義塾大学商学部教授。博士(商学)。1962年福岡県生まれ。1985年慶應義塾大学商学部卒業、1990年同大学院商学研究科博士課程修了。嘉悦女子短期大学専任講師、慶應義塾大学商学部助手、同助教授を経て、2002年より現職。この間、2005年ケンブリッジ大学ダウニグカレッジ訪問研究員、1996年~1998年ケンブリッジ大学経済学部訪問研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Francis

13
尊敬する経済学者 権丈善一先生が日本の社会保障について雑誌、ウェブなどに発表した文章を校訂してまとめたもの。と言っても私は権丈先生の文章はかなり読んでいたのでどこかで出会ったような文章がほとんど。相変わらずの権丈節の爆発だけど、年金を中心に日本の社会保障の問題点がわかりやすくまとめられている。年金については5年毎に状況に合わせて少しずつ手直しをしていけば制度は維持できるレベルになっているので、残りの社会保障をどのように安定させていくか、この本を読んで考えてほしい。2020/08/09

hurosinki

5
少子高齢化の影響、世代間格差、公的年金の積み立て/賦課方式など、話題のトピックを冒頭に論じ、社会保障の総論的な話に移っていく。自民・民主の某著名政治家、経営層、一部アカデミア、一部メディア等等、とにかく全方面叩くのに躊躇がない。 市場制度は生産の拡大に秀でたシステムだが、貢献原則に基づいた生産物の分配にムラがある。必要があってもお金が無ければ市場制度は「需要」と見なさず、食料、衣類や医療、教育サービスなどの生産物は分配されない。2021/04/23

jackbdc

4
正確性と丁寧さにおいては本ジャンルでもピカイチ。著者の人間性が文体に滲み出ている。へそ曲がりでシャイだが頑固で真面目。若い時の文体と比べるとサービス精神が増えており、かなり読み易くなったと思う。切れ味の鋭さは変わらない。年金を中心に薄く広く論じているが、最も印象に残ったのは著者の使命感。社会保障の根源的な問題は財源不足であり、それををただす事を自らの役割と覚悟している。社会保障のあるべき姿は価値観に規定されると認めた上で、日本が目指すべきで方向性は欧州型であるのに米国型に向かっている現状を憂いている。2021/08/16

ぽん

2
高齢化と国民負担率の経年変化のグラフ、目が開かれるような気持ちがする。日本の社会保障を考える際に押さえておきたいポイントがいくつもあり、読んで損がない本/年金関係がメイン。マクロ経済スライドや受給開始時期など、説明は分かりやすく、これをめぐる政治の議論も冷静に見つめることができると思う。10年ちょっと前くらいの時期と比べると、最近はマシになってきたのかな/軽快な語り口ではあるけれど、分かってない人間をバッサバッサ斬っていくので、クセのある文体に抵抗ある人はいそう。2023/02/17

cava

2
大卒なら知っておくべき事柄だという認識に至ったので、ぜひとも大学で学んでいる人、そして高学歴な方ほど手にとってほしい。現在、少子高齢化社会によって高齢者を支える人の数は減ってきていると不安を煽っているが、実際は、生産可能年齢人口が65歳と定義しているからであって、それを働けるなら全年齢適用に拡大すれば負担は今も昔も変わらないとあり、目から鱗である。社会保障不要論に騙されないために、中間層こそファクトフルネスを受け入れるべきだなと思った。2022/10/14

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