内容説明
患者と家族の「人生の再構築」を支えるものとは。未曽有の薬害HIV感染被害を受けてから20年。被害で一変した生存患者と家族の人生はどのように建て直されたのだろうか。患者と家族の「これまで」と「今」を描き出す。
目次
HIV被害患者・家族の20年―「健康被害を生きる」を科学する
第1部 薬害HIV感染事件発生からの20年間と、20年後の生存患者・家族調査
第2部 健康被害を生きる(患者篇)
第3部 病ある人とともに生きること(家族篇)
第4部 病ある人生の再構築―何が変わり、何が変わっていないのか
薬学HIV感染サバイバーとその家族の“生”はどのようなものか―支援のあり方への示唆も含めて
付録
著者等紹介
井上洋士[イノウエヨウジ]
放送大学教授
伊藤美樹子[イトウミキコ]
大阪大学大学院医学系研究科准教授
山崎喜比古[ヤマザキヨシヒコ]
東京大学大学院医学系研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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