出版社内容情報
何を考えているのかさっぱり分らない…かつて新人類と呼ばれた若者たちは大人となり、どのような人生を選択し生きているのか。
河北新報で2002年から2003年にかけて連載された「30代の自画像」と「家族の行方」から構成されている。高度成長の真っ只中に生まれ、消費文化を享受して育った世代は、時代に培われた新しい価値観により家族の在り方や子育て、職業観、人生観にどの様な変化をもたらしているのだろうか。同世代の記者たちが等身大の30代を描く。
第Ⅰ部 大人になった新人類──三十代の自画像
第一章 親になった新人類
1 時代背景
2 ブランド志向
3 男の家事
4 学歴信仰
5 友達親子
第二章 働く「わたし」を探して
1 仕事も子どもも
2 ジェンダーフリー
3 中断
4 非正規雇用
5 転身
第三章 彷徨う人々
1 シングル
2 フリーター的生き方
3 脱仕事人間
4 パラサイト
5 海外へ
第四章 絆のかたち
1 わたしが選ぶ
2 萎縮する男たち
3 変わるわたし
4 僕らは「優しい」?
5 離婚を超えて
6 たかが姓、されど姓
第五章 親とのカンケイ
1 食のすみ分け
2 同居
3 プチ別居
4 二つの実家
5 個人化へ
第Ⅱ部 家族の行方
第一章 父と子と
1 離別
2 転職
3 同居
4 孤軍奮闘
5 子連れ再婚
6 これから
第二章 離れて暮らす
1 国際別居結婚
2 自然体で
3 別居が前提
4 迷い
5 「標準家庭」って何?
あとがき
内容説明
何を考えているのかさっぱり分からない…。かつて新人類と呼ばれた若者たちは大人となり、どのような人生を生きているのか。
目次
第1部 大人になった新人類―三十代の自画像(親になった新人類;働く「わたし」を探して;彷徨う人々;絆のかたち;親とのカンケイ)
第2部 家族の行方(父と子と;離れて暮らす)