人間の条件パラダイム―行為理論と人間の条件第四部

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人間の条件パラダイム―行為理論と人間の条件第四部

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  • サイズ B6判/ページ数 276,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784326652747
  • NDC分類 114
  • Cコード C3036

出版社内容情報

戦後社会学をリードしつづけた、20世紀アメリカの代表的社会学者タルコット・パーソンズ(1902~1979)。その死の前年に出版された最後の著作『行為理論と人間の条件』の第四部の全訳。本書には「西洋社会における死」「人間の条件のパラダイム」のほか、富永健一による訳者解説「パーソンズの社会学理論」を収めた。1960年代頃まで日本においても圧倒的な影響力のあったパーソンズの構造──機能理論は、今ではあまりかえりみられなくなったが、読者はここに生と死の問題に取り組む彼の理論を「発見」するだろう。「パーソンズ・ルネッサンス」のための必読文献である。

序:本書に収録した諸論文について

第一章 西洋世界における死

一 個体の死と種の持続
ニ キリスト教における死
三 自然科学と行為科学
四 カントの相対主義
五 有機体とパーソナリティ
六 活動主義的緊張
七 人間の条件と死の意味

第二章 人間の条件パラダイム

一 序
ニ パラダイムの主要な概略
三 メタ理論的枠組み
四 構造的パラダイムの精緻化
五 相互交換のメディア・志向の諸カテゴリーおよび評価の標準
六 メディアによって媒介された相互交換の組み合わせ
七 生命システムの構造的座標軸──行為と人間生物学の節合

訳者解説 パーソンズの社会学理論──「人間の条件パラダイム」への道

一 生涯と著作
ニ 第一期のパーソンズ 行為理論
三 第二期のパーソンズ 社会システム理論
四 第三期のパーソンズ AGIL図式
五 第四期のパーソンズ 現代アメリカ社会論と社会進化論
六 第五期のパーソンズ 西洋近代社会の体系
七 第六期のパーソンズ 「生命システム」の理論
八 日本におけるパーソンズ理論
九 結語 「人間の条件パラダイム」への到達

タルコット・パーソンズ著作目録
索引 

内容説明

生誕百年。今こそ必要なパーソンズの遺産の冷静で着実な継承=「パーソンズ・ルネッサンス」のための必読文献。その死の前年に刊行されたパーソンズ最後の著作の邦訳。生と死の意味の問題に正面からむきあうものこそ、パーソンズ理論であったことを、読者はここに「発見」するだろう。

目次

第1章 西洋世界における死(個体の死と種の持続;キリスト教における死;自然科学と行為科学;カントの相対主義;有機体とパーソナリティ ほか)
第2章 人間の条件パラダイム(パラダイムの主要な概略;メタ理論的枠組み;構造的パラダイムの精緻化;相互交換のメディア・志向の諸カテゴリーおよび評価の標準;メディアによって媒介された相互交換の組み合わせ ほか)
訳者解説 パーソンズの社会学理論―「人間の条件パラダイム」への道

著者等紹介

パーソンズ,タルコット[パーソンズ,タルコット][Parsons,Talcott]
戦後アメリカ最大の社会学者。1902年にアメリカ・コロラド州のコロラドスプリングスに生まれる。アマースト大学にて、当初は生物学を、のちに社会科学と哲学を専攻。1924年アマースト大学卒業後、ロンドン大学(LSE)に留学、1925年に、ドイツ・ハイデルベルク大学の研究員となる。1927年「ゾンバルトとマックス・ヴェーバーにおける資本主義」にて博士号を取得。アメリカへの帰国後、母校アマースト大学の経済学講師を経て、1927年にハーバード大学経済学講師。1930年『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』の英訳を刊行し、英語圏にはじめて、マックス・ヴェーバーを紹介。1931年新設の社会関係学部講師に転じ、のち1944年にハーバード大学社会学教授。1971年の定年までハーバード大学に在籍し、その間、ハーバード大学社会関係学部長、アメリカ社会学会会長などを歴任。1979年ミュンヘンで息をひきとる

富永健一[トミナガケンイチ]
1931年東京都生まれ。東京大学大学院社会科学研究科博士課程修了。東京大学文学部教授、慶応義塾大学環境情報学部教授を経て、武蔵工業大学環境情報学部教授。社会学博士。博士(経済学)

高城和義[タカギカズヨシ]
1942年宮城県生まれ。名古屋大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学。東北大学文学研究科教授。法学博士

盛山和夫[セイヤマカズオ]
1948年鳥取県生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。東京大学人文社会系研究科教授。博士(社会学)

鈴木健之[スズキタケシ]
1961年宮城県生まれ。法政大学大学院社会科学研究科博士課程修了。明の星女子短期大学国際コミュニケーション学科助教授。博士(社会学)
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