社会福祉思想史入門

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社会福祉思想史入門

  • 吉田 久一/岡田 英己子【著】
  • 価格 ¥3,300(本体¥3,000)
  • 勁草書房(2000/07発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 327,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784326652396
  • NDC分類 369.02
  • Cコード C3036

出版社内容情報

今年4月、介護保険がスタートした。社会福祉も民間の事業として運営されるなど、そのあり方はますます多様化してきている。欧米でも、いわゆる「福祉国家」からの脱却が目指され、現在では、もはや一、二の社会福祉「先進国」にそのモデルを求めることができなくなっている。今まさに、社会福祉は混迷期にあるといえよう。
 今後の社会福祉はどのようになってゆくのか。本書は、社金福祉の「普遍性」をテーマに、これまでの社会福祉を形作ってきた「思想」を歴史的に辿る(欧米と日本)ことで、21世紀のあるべき社会福祉の核心を探る。初学者


目次

第Ⅰ部 欧米の社会福祉思想史

序章  欧米社会福祉思想(史)の方法
第1章 中世以前の慈善救済の福祉思想
第2章 中世の慈善救済事業思想―宗教改革と都市救貧事業
第3章 市民革命と自由・平等の人権思想―国民国家のための福祉思想
第4章 博愛事業思想と市民主導型ボランタリズム
第5章 社会事業思想と「ソーシャルワークの創出」
第6章 現代社会福祉思想の登場と変貌
第7章 戦後福祉改革と福祉国家思想・運動の新たな模索
終章  20世紀終末期の欧米社会福祉思想

第Ⅱ部 日本の社会福祉思想史

序章  執筆にあたって―「連続」とその思想
第1章 近代以前の福祉思想
第2章 明治の救済事業思想、慈善事業思想
第3章 大正デモクラシーと社会事業思想―付・戦時下のこ厚生事業思想
第4章 戦後の社会福祉思想
第5章 20世紀終末期の社会福祉思想(1)
第6章 20世紀終末期の社会福祉思想(2)

文献一覧
あとがき
人名索引

内容説明

自立・共生・連帯の福祉とは何か。一国型福祉国家の終焉、新自由主義的「福祉改革」が進行するなか、21世紀のあるべき福祉社会像を、日本・欧米の歴史から学ぶ。

目次

第1部 欧米の社会福祉思想史(欧米社会福祉思想(史)の方法
中世以前の慈善救済の福祉思想
中世の慈善救済事業思想―宗教改革と都市救貧事業
市民革命と自由・平等の人権思想―国民国家のための福祉思想
博愛事業思想と市民主導型ボランタリズム ほか)
第2部 日本の社会福祉思想史(執筆にあたって―「連続」とその思想;近代以前の福祉思想;明治の救済事業思想、慈善事業思想;大正デモクラシーと社会事業思想―付・戦時下の厚生事業思想;戦後の社会福祉思想 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Mealla0v0

6
福祉思想について古代から現代まで、欧米と日本のそれぞれが紹介されている。大まかに言えば、慈善・博愛に基づく恩恵としての福祉が、連帯を理念とした社会政策・社会事業としての福祉へと転換していく思想の変遷が描かれる。特に後者が結局のところ国家の維持存続のための正統性として、総力戦体制の構築の過程で実現していったことが指摘されいる点は、一般論ではあるが、重要。日本については、大正期の社会連帯が根付く前に、恐慌と戦争の到来で、家族主義的な慈恵主義と全体主義な労働力保全の論理の産物「厚生」に抵抗なく至ったと指摘。重要2021/10/13

ゆう。

5
本著は、欧米の社会福祉思想史と日本の社会福祉思想史の2部構成です。特に宗教の果たした役割について詳しく述べられているのが印象的でした。宗教的慈恵が福祉思想の発展にどのような役割を果たしたのかは、1つの研究テーマだと思います。また、平和の大切さを強調し、戦前の日本帝国主義が行った侵略戦争への反省が、社会福祉の発展にとってかかせないという趣旨が述べられていたのは大切だと思いました。社会福祉思想史と福祉思想史とでは違いがあり、本著は福祉思想史の本だと思いますが、社会福祉を学ぶうえで、この本は大切だと思います。2014/02/25

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