攻撃衝動の社会学―ニーチェ・ヴェーバー・タイセン

攻撃衝動の社会学―ニーチェ・ヴェーバー・タイセン

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  • サイズ B6判/ページ数 184p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784326651931
  • NDC分類 161.3
  • Cコード C3036

出版社内容情報

敵意や復讐心はその現実化が不可能なとき,「敵への愛」のように宗教的に転化する場合がある。それは現代でも可能なのか。宗教社会学の諸理論から現代宗教について考える。

【目次】
1 攻撃衝動の社会学序説
 1 序
 2 ニーチェのルサンチマン論と初期キリスト教論
 3 ヴェーバーの神義論とルサンチマン論
 4 ヴェーバーの初期キリスト教論
 5 ヴェーバーのピュリタニズム論
 6 ヴェーバーの宗教と政治の緊張関係論
 7 結び

2 ニーチェの受容と対決―『古代ユダヤ教』の一考察―
 1 序
 2 古代イスラエルの社会構成
 3 祭司層と文識者層の宗教思想
 4 預言者の特質とその神学的構想
 5 ユダヤ的賤民民族の成立

3 『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』を読む
      ―攻撃衝動論の視点から―
 1 問題の提起
 2 世俗内的禁欲の宗教的諸基盤
 3 禁欲と資本主義精神
 4 結び

4 宗教の「合理化」―国家宗教化の挫折―
 1 序
 2 諸宗教の成立
 3 呪術師、祭司および預言者
 4 教団、聖なる知識、説教、牧会
 5 結び

索引

内容説明

敵意と復讐心のゆくえ。抑圧された者の満たされぬ願望。その克服の可能性を宗教にさぐる。

目次

1 攻撃衝動の社会学序説
2 ニーチェの受容と対決―『古代ユダヤ教』の一考察
3 『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』を読む―攻撃衝動論の視点から
4 宗教の「合理化」―国家宗教化の挫折

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