出版社内容情報
何が母親であることをこんなにも難しくしているのか。新たな期待を新たな不安とないまぜになる生活様式の〈歴史的変容〉を解きほぐす。母になることの希望と不安を追う。
内容説明
子どもがいても無理をせず、どうしたら自分の生活がもてるようになるだろう。困難の原因を探り、解決を模索する。
目次
第1章 「自分自身の生活」、そのチャンスと強迫
第2章 母性の歴史における個々の段階
第3章 一九世紀末の女性と母親像
第4章 現在にいたる―一九四五年以降の展開
第5章 新たな決定状況―子どもがほしいかどうか、ほしいとすれば、いつ、どのようにして
第6章 展望―女性、家族、子どもの未来