出版社内容情報
アメリカの社会福祉をフェミニズムの視点から再検討し,女性世帯主家族の増加や〈貧困の女性化〉などの現状を詳細に分析する。保育,福祉政策,家族のゆくえを考える。
【目次】
Ⅰ 社会福祉とフェミニズム
1 序論
2 女性学の挑戦とその影響
3 フェミニズムによる研究の軌跡
4 フェミニスト・パースペクティブの構築に向けて
Ⅱ 働く女性と保育
1 アメリカの働く女性たち
2 アメリカの働く母親と子どもたち―女子労働の変化と労働政策―
3 現代アメリカの保育政策の動向―男女平等化社会へのストラテジー―
4 転換期の保育政策―1970年代から1990年代へ向けて―
5 ワーキング・マザーたちのジレンマ―アメリカの働く母親と保育問題
の調査報告―
Ⅲ 家族と社会福祉政策
1 アメリカにおける家族政策の展開
2 福祉国家の陥穽―AFDCを中心に―
3 <貧困の女性化>現象とレーガン福祉政策
4 <貧困の女性化現象>はアメリカだけの問題化―日本における問題を
考察するために―
あとがきに代えて―私の内なるアメリカン・グラフィティ―
参考文献
索引
初出一覧
内容説明
アメリカの社会福祉をフェミニズムの視点から再検討し、女性世帯主家族の増加や〈貧困の女性化〉などの現状を詳細に分析する。
目次
1 社会福祉とフェミニズム(女性学の挑戦とその影響;フェミニズムによる研究の軌跡;フェミニスト・パースペクティブの構築へ向けて)
2 働く女性と保育(アメリカの働く女性たち;アメリカの働く母親と子どもたち;現代アメリカの保育政策の動向;転換期の保育政策;ワーキング・マザーたちのジレンマ)
3 家族と社会福祉政策(アメリカにおける家族政策の展開;福祉国家の陥穽;〈貧困の女性化〉現象とレーガン福祉政策;〈貧困の女性化現象〉はアメリカだけの問題か)
あとがきにかえて―私の内なるアメリカン・グラフィティー