フェミニズムの主張

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  • サイズ B6判/ページ数 310,/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784326651382
  • NDC分類 367.2
  • Cコード C3038

出版社内容情報

性の商品化、ミス・コン、選択的中絶、フェミニズムと近代など4つのテーマを選び,論争の活性化を促す。議論を尽し,思いを尽してフェミニズムを作る。

【目次】
第1章 売春のどこがわるい
 1 革新トルコまで
 2 トルコ売春の実態
 3 反売春の言説
 4 <性>空間の曲率
 5 売春のどこがわるい

第2章 よりよい性の商品化へ向けて
 1 性の商品化をめぐる言論状況
 2 性の商品化とは
 3 売春・ポルノ・ミスコン
 4 まとめ

第3章 「美しいもの」における平等―フェミニズムの現代的困難―
 1 「ミス・コンテスト問題」の発見
 2 「女の状況」―性愛的水準の重要性
 3 社会的文脈と個人的文脈
 4 「美しいもの」における平等の困難
 5 ミス・コンテスト批判の陥穽

第4章 ルサンチマン型フェミニズムと解放のイメージ
      ―エコ・フェミ、エモ・フェミ、エリ・フェミを超えるために―
 1 なぜ、敢えてミス・コン問題なのか
 2 近代社会システムにおける女性の位置
 3 ルサンチマン型フェミニズムとシュトレーバー型フェミニズム
 4 「それでも私はミス・コンは嫌いだ」と言えるフェミニズムへ

第5章 出生前診断・選択的中絶をどう考えるか
 1 考察の開始
 2 技術・議論の現状と本稿の論点
 3 「本人の不幸」という論理は成り立たない
 4 抹殺とする批判は採らない
 5 障害者差別だと言えるか
 6 私たちの都合の問題である
 7 誰の権利でもない
 8 他者を決定としないという選択
 9 どのような道があるか

第6章 フェミニズムにおける「近代」主義論争
      ―フェミニズムはどのように「近代」を問うべきか―
 1 「近代」の問題か
 2 男女平等化の二つの戦略
 3 フェミニズムは近代をどう論ずるべきか
 4 フェミニズムにおける「近代」主義論争が意味するもの

第7章 日本フェミニズムにおける「近代」の問題
 1 フェミニズムと「近代」
 2 明治啓蒙期の女性解放論における近代的論理―福沢諭吉の議論―
 3 女権論と母権論における近代的論理
 4 日本近代の問題

第8章 フェミニズム問題への招待
 1 問題としてのフェミニズム
 2 「性の商品化」の是非をめぐって
 3 ミス・コンの是非をめぐって
 4 「選択的中絶」の是非をめぐって
 5 フェミニズムと近代
 6 フェミニズム批判を超えて

参考文献
索引 

内容説明

性の商品化、ミス・コンなど4つのテーマを選び、論争の活性化を促す。議論を尽し、思いを尽してフェミニズムを作る。

目次

第1章 売春のどこがわるい
第2章 よりよい性の商品化へ向けて
第3章 「美しいもの」における平等
第4章 ルサンチマン型フェミニズムと解放のイメージ
第5章 出生前診断・選択的中絶をどう考えるか
第6章 フェミニズムにおける「近代」主議論争
第7章 日本フェミニズムにおける「近代」の問題
第8章 フェミニズム問題への招待

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

misono

0
「フェミニズムは確かに、従来の枠組が呈示できなかった問題群を探りあてた。その問題群自体の提起は非常に新鮮であった。けれどその問題群に対して、フェミニズムは十分議論を尽くさないままに性急に解答を与えようとしているのではないか。」(p264, 江原自身による箇所) 本書は題名から素朴に期待されるような「フェミニズムの主張をまとめた本」ではありません。社会学者達がフェミニズムを批評的に論考するものです。昨今の「アンチフェミ」が目指す理想のスタイルかもね……。良い本ですよ。2021/08/18

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