市民みんなが住もう―自活と定住の住宅論

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市民みんなが住もう―自活と定住の住宅論

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  • サイズ B6判/ページ数 238p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784326650927
  • NDC分類 365.3
  • Cコード C3036

内容説明

大都市時代の住み方は発想の転換が必要である。現代のマイホームの取得と公的住宅供給の在り方の根幹に鋭く迫る。

目次

序章(自立市民の共通課題;自由と公正を求めて;都市居住における共生と自律;自活の時代と公共住宅)
第1章 住宅の所有と利用の根本問題(人格存在に必要な安定居住;マイホームの人間学的原理;私財としての住宅の歪み;賃貸住宅の定住性の課題)
第2章 大都市時代の到来と空間(世界的近代化と大都市;膨脹する市民社会の生活変化;都市空間の変貌)
第3章 団地の風景(時代を画した住居形式;画一的住まいの風貌―近代生活の縮図;熟成と衰退;再び時代のニーズに向って)
第4章 公団住宅における社会資本の形成(限界地の開発;広い空間創造;関連公共施設の建設)
第5章 公団公社住宅の経済合理性(住宅制度の経済較量;公団公社住宅の受益者負担)
第6章 公団公社家賃の安定化を追求する(安定家賃の危機と家賃訴訟;法令の家賃拘束性;会計原則上の家賃変更費目;「使用の対価」と「時価」は同意義ではない;「不均衡是正」をめぐる問題;建と替えと定住の権利)