学習院大学東洋文化研究叢書<br> 現代日本の“国家意識”とアジア―二つの東京オリンピックから考える

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学習院大学東洋文化研究叢書
現代日本の“国家意識”とアジア―二つの東京オリンピックから考える

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  • サイズ B5判/ページ数 304p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784326603749
  • NDC分類 780.69
  • Cコード C3036

出版社内容情報

1964年と2021年、ナショナル・イベントとしての二つの東京オリンピックとは何だったのか。〈国家意識〉シリーズ第3作。

近代オリンピックは、国家の力を世界に発信し国内の結束を固めるナショナル・イベントとして作動してきた。敗戦と占領を経て、経済大国になりつつあった〈日本〉の高度成長の中間点に開催された1964年。東日本大震災からの「復興」、新型コロナウイルス感染症からの回復が顕示された2021年。二つの東京オリンピックを考える。

内容説明

1964年と2021年、二つの東京オリンピックとは何だったのか。「東京五輪音頭」、『男はつらいよ』、トイレ問題、ジャニーズなどと、ナショナル・アイデンティティとの関わりを探る。ナショナル・イベントとしての東京オリンピックを、メディア文化・道徳・思想から照らし出す。“国家意識”とアジア、シリーズ第3作。

目次

第1部 オリンピックと国家アイデンティティ(踊る東京オリンピック―“東京五輪音頭”を読み解く;戦後日本におけるナショナリズムとスポーツ―円谷幸吉の死を中心に;1964年東京オリンピックはなかった―映画『男はつらいよ』シリーズにおける戦争・オリンピックの不在)
第2部 オリンピックが浄化する東京(汚臭・民度・芸術―二つの東京オリンピックと公衆トイレ;街から消えたのは―東京オリンピックと首都美化運動)
第3部 オリンピックとポピュラー・カルチャーの変容(オリンピックと恋愛技術の変遷―ナンパからマッチングアプリへ;ジャニーズと二つの東京オリンピック―1990年代半ばにおける国家意識の形成とバレーボール;二つのオリンピックと紅白歌合戦―個人化/デジタル化による変容)
第4部 オリンピックとアジア(三つのオリンピックとナショナリズムの行方―松本健一のアジア主義;「国」を背負う選「手」とは誰か?―オリンピックにおける「中華民国/台湾/中華台北」名称に見る台湾アイデンティテイの構築)

著者等紹介

遠藤薫[エンドウカオル]
学習院大学名誉教授。東京大学教養学部卒業、東京工業大学大学院理工学研究科修了、博士(学術)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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