内容説明
変わり行く情報メディアを包括的に分析する枠組みとは?社会情報学の挑戦。
目次
第1章 コミュニケーション論の系譜と課題
第2章 “身体メディア”の思想史
第3章 情報・身体・情念―情報についての非認知主義的アプローチの試み
第4章 タルドのコミュニケーション論再考―コンピュータと接続するモナドの時代に
第5章 「ライフログ」という斥候・“規準社会”という前線―“限られた”情報社会を生きる私たちのために
第6章 “情報”と“世界の創出”―社会情報学基礎論の三つの貢献
第7章 金融恐慌にみるコミュニケーションの成立機制―神・貨幣・情報空間