コミュニケーション理論史研究〈上〉コミュニオンからコミュニケーションへ

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コミュニケーション理論史研究〈上〉コミュニオンからコミュニケーションへ

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  • サイズ A5判/ページ数 417,/高さ 23cm
  • 商品コード 9784326601400
  • NDC分類 361.45
  • Cコード C3036

出版社内容情報

中世の形骸化した秩序意識の中から、新たな主体=近代的なコミュニケーションの主体が生まれてくる様子を三人のキーパーソンを配して考える理論史の試みである。キーパーソンは、クザーヌス(1400-64)、ミルトン(1608-74)、ロック(1632-1704)である。クザーヌスは枢機卿、世界秩序を数学的に捉え、世界と人間への積極的な肯定の態度によって知られる。ミルトンは詩人、清教徒革命の論客として出版の自由などの論陣を張った。ロックは経験論哲学の創始者、民主主義制度の定礎者として著名である。

目次

《近代》社会の生成とコミュニケーション理論の成立

第1章 コミュニケーション理論の性格と課題
  1 ヴィア・モデルナとデヴォーチオ・モデルナ
  2 《コミュニオン》の危機とニコラス・クザーヌス
  3 国民国家の胎動とクザーヌス
  4 グーテンベルグとクザーヌス

第2章 クザーヌスにおける自然・記号・人間
  1 ニコラス・クザーヌスの思想像
  2 《コミュニオン》の動揺と人間
  3 『隠れたる神』と《コミュニケーション》の主体
  4 クザーヌスと《近代》的世界像

第3章 ミルトンと『アレオパジティカ』
  1 通商・交易の中のウイリアム・ククストン
  2 《コミュニケーション》の源流とククストン
  3 ククストンからジョン・ミルトンへ
  4 ミルトンの《教会政治》批判
  5 『アレオパジティカ』と《コミュニケーション》の自由

第4章 ロックのコミュニケーション理論(1)
  1 《近代》の生成とジョン・ロック
  2 十七世紀イギリスの社会変動
  3 ジャーナリズムの成立と言論統制
  4 《コミュニケーション》の自由とロック
  5 特許・検閲法の廃止とロック

第5章 ロックのコミュニケーション理論(2)
  1 ロックと自然法思想
  2 ロックの《市民政治》理論
  3 《市民社会》の主体像
  4 ロックにおける《コミュニケーション》主体の成立


あとがき
人名・地名索引/事項索引
図表/写真/図版一覧 

目次

1 「近代」社会の生成とコミュニケーション理論の成立(コミュニケーション理論の性格と課題;クザーヌスにおける自然・記号・人間;ミルトンと『アレオパジティカ』;ロックのコミュニケーション理論)

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