出版社内容情報
近代日本を代表する社会学者140人を取りあげ,生涯,経歴,業績,評価を詳細に紹介する。福沢,西,モース,有賀,清水,福武など。
先人たち140名の年譜、略伝、文献など
基礎的な情報を記載。研究に便利な人物からみた
社会学史
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*本書は、幕末から第2次世界大戦後までの変転した近代日本の
歴史をそれぞれに生き、広く社会学という学問運動・活動にか
かわった有名無名の先人たち、140名の個々の人物誌、書誌に
焦点をあてた『近代日本社会学者小伝-書誌的考察』である。
*こうした小伝編纂の試みがなければ、歴史の激動のなかに刻み
込まれた多くの業績や足跡が埋もれたまま忘れ去られていくこ
とにならないだろうか。先人たちの知的遺産の批判的継承と歴
史の意味のある選択とが問われている。 「刊行の挨拶」より
内容説明
先人たち140名の年譜、略伝、文献など基礎的な情報を記載。研究に便利な人物から見た社会学史。
目次
西周―学問草創の揺籃期における「百学」の連環と統一
ワーグマン,チャールズ―絵画とポンチ絵による幕末明治の日本素描
福沢諭吉―社会観察者・文明批評家として民間啓蒙思想家
加藤弘之―天賦人権主義思想から社会進化主義思想へ、国家主義へ
モース,エドワード・S.―日本人の生活と文化の良き理解者、大森貝塚の発見者〔ほか〕