出版社内容情報
子どもはどのように遊び,勉強し,生活しているのだろうか。住環境をめぐる調査を中心に,子どもの生活の全体像を明らかにする。子どもの生活をゆたかにするための指針。
【目次】
第1章 子ども・家族・住まい
1 子どもの自立と住まい
2 研究の目的と方法
3 学習の中で生活を見たり表現する力
第2章 子どもたちの生活時間
1 生活時間に映る子どもの生活
2 テレビの前に座りこむ子ども
3 家族学習という名の宿題
4 友だちと一緒に家(ウチ)遊び
5 夕食か、夜食か
6 手伝いは風前の燈
第3章 寝かたにみる家族像
1 寝かたの現況
2 寝かたにかかわる環境要因―家族、住宅状況
3 寝かたに映る現代家族と家庭生活
第4章 現代家庭の食事風景
1 誰と食事しているのか
2 依然優勢、茶の間での食事
3 D.K.でこたつに向かっての食事とは
第5章 子どもの目でみる「子ども部屋」
1 子どもが認める子ども部屋
2 子ども部屋のしつらえ
3 子ども部屋の使いかた
4 住まいにおける子ども部屋の意味
5 子どもの住意識にみる子ども部屋の意味
6 家族・住宅条件と子ども部屋
第6章 子どもの描いた住まい像
1 空間の認識の全体像
2 住まいの表現状況
3 住居空間の広がりの把握
4 生活財と住空間のかかわり
5 事例の分析
6 住居空間表現のずれ
7 平面図を書いた感想
第7章 暮らしと住まいへの子どもの要求
1 子どもの暮らしの断片
2 ぼくの希望・わたしの希望
3 紹介します ぼくの家・わたしの家
第8章 教室から見た子どもの住まい
1 教育から発達をみる
2 子どもの生きている姿
3 これからの取り組み
4 教育と環境の橋わたしをねがって
おわりに