弁証法的構造社会学の探求―象徴社会学から記号社会学へ

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弁証法的構造社会学の探求―象徴社会学から記号社会学へ

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  • サイズ A5判/ページ数 389p/高さ 22X16cm
  • 商品コード 9784326600601
  • NDC分類 361
  • Cコード C3036

内容説明

伝統的社会学における主観主義(解釈的パラダイム)と客観主義(自然科学的パラダイム)との対立に詳細な検討を加え、両者のギャップを克服する方法論的視点をフランス構造主義とポスト構造主義の考え方に求め、社会学に関係的・変換的記号論を導入して、構造と主観性との弁証法的総合を試みた意欲的な問題提起の書。

目次

序論(伝統的社会学の経験主義への挑戦としての現代フランス構造主義;古典的な社会学的伝統における象徴体系の研究―三つの古典的パラダイム;本書の領域と編成)
1 伝統的な社会学的パラダイムにおけるシンボリズムと意味の社会学(象徴体系の社会学と批判的パラダイム―マルクスによるイデオロギー、意識、ならびに言語の機能;解釈的パラダイムにおける象徴体系の意味と社会学;“自然科学”的パラダイムと象徴体系の研究)
2 記号論的構造主義、発生的構造主義、変換文法(シンボリズムの構造的および記号論的研究;ジャン・ピアジェの発生的構造主義;ノアム・チョムスキーの変換文法;レヴィ・ストロース、チョムスキー、ピアジェにおける構造と変換)
3 伝統的な社会学的パラダイムへの変換構造主義の影響(変換構造主義と自然科学的パラダイム―タルコット・パーソンズの場合;記号論的構造主義と解釈的パラダイム;記号論構造主義とマルクス主義の交流;結論―構造と主観性の弁証法的考え方をめざして)

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