出版社内容情報
狩猟採集経済から大企業に至る経済活動を、生産システムのメカニズムと変化に着目しつつ、歴史学と経済学の交錯地点から解き明かす。太古の昔から人類は生きるためにものを作り、使いつづけてきた。歴史学と経済学の知見を活用しつつ、この経済システムの時間的な流れを明らかにし、歴史のなかで登場した諸システムの特徴のメカニズムと変化のプロセスを追う「経済史学」――その定義、歴史と展望、そして成果をコンパクトに一望する、入門書の新しいスタンダード。
小田中 直樹[オダナカ ナオキ]
小田中 直樹(おだなか なおき)
1963年生まれ. 1991年東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学. 現在, 東北大学大学院経済学研究科教授, 博士(経済学, 東京大学). 『フランス近代社会 1814?1852――秩序と統治』(木鐸社, 1995年), 『歴史学のアポリア――ヨーロッパ近代社会史再読』(山川出版社, 2002年), 『ライブ・経済学の歴史』(勁草書房, 2003年), 『ライブ・合理的選択論』(勁草書房・2010年), 『19世紀フランス社会政治史』(山川出版社, 2013年)ほか.
内容説明
ようこそ、経済と歴史が、そして経済学と歴史学が、交錯する世界へ。経済史入門書の、新しいスタンダード。
目次
序章 ウォーミングアップ―経済史学の定義と方法論
第1章 狩猟採集経済
第2章 農耕革命
第3章 ファミリービジネス
第4章 資本主義
第5章 小作制度と問屋制度
第6章 産業革命
第7章 企業
終章 クーリングダウン―経済史学の歴史
著者等紹介
小田中直樹[オダナカナオキ]
1963年生まれ。1991年東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。現在、東北大学大学院経済学研究科教授、博士(経済学、東京大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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