成長信仰の桎梏―消費重視のマクロ経済学

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  • サイズ B6判/ページ数 228,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784326550548
  • NDC分類 333
  • Cコード C3033

出版社内容情報


「高水準で安定した消費を享受できる」ためのマクロ経済環境を築いていくには、どのような経済システムが必要とされるのか。

高い消費を実現するために良質な投資プロジェクトが発掘・実施される経済環境とは。逆に資産価格バブルをいかに回避すればよいのか。インフレ目標とはどのようなものか。事前の経済格差を緩和し人々が生産に貢献するインセンティブを保つには。円に対する信認を高めそれを日本経済のため戦略的に活用することとは。等々について提言。

第1章 問題の所在──要旨に代えて
第2章 GDPは政策目標なのであろうか
第3章 物価と金利の物語
第4章 伝統的な政策発想のどこが問題なのか
第5章 金融システムとマクロ経済政策──間接金融と直接金融の中間領域
第6章 国際環境とマクロ経済政策──円建て国際金融市場の可能性
第7章 経済格差とマクロ経済政策──資産所得税・資産税の効率性と公平性

マクロ経済学の考え方・使い方
 ──個人の豊かさのために、優れたプロジェクトのために

索引 

内容説明

いったい、いつまでGDP成長を追い求めるのだろうか!「高水準で安定した消費を享受できる」ためのマクロ経済環境を築いていくには、どのような経済システムが必要か。

目次

第1章 問題の所在―要旨に代えて
第2章 GDPは政策目標なのであろうか
第3章 物価と金利の物語
第4章 伝統的な政策発想のどこが問題なのか
第5章 金融システムとマクロ経済政策―間接金融と直接金融の中間領域
第6章 国際環境とマクロ経済政策―円建て国際金融市場の可能性
第7章 経済格差とマクロ経済政策―資産所得税・資産税の効率性と公平性
マクロ経済学の考え方・使い方―個人の豊かさのために、優れたプロジェクトのために

著者等紹介

齊藤誠[サイトウマコト]
1960年名古屋市生まれ。京都大学経済学部卒業。マサチューセッツ工科大学大学院経済学部博士課程修了(Ph.D.)。住友信託銀行、ブリティシュ・コロンビア大学経済学部助教授などを経て、一橋大学大学院経済学研究科教授。専攻:マクロ経済学、ファイナンス理論。著書に、『金融技術の考え方・使い方:リスクと流動性の経済学』(有斐閣、2000年、第44回日経・経済図書文化賞受賞)など。2007年度日本経済学会・石川賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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