出版社内容情報
環境問題、観光業、地域的経済統合、不法移民など、国際労働移動と現代経済の諸問題に関する論文10本を収録。
第1部:環境問題と国際労働移動についての研究。第2部:観光業と国際労働移動についての研究。第3部:欧州経済統合やTPPに代表される、先進国同士や発展段階の異なった諸国を包含した大規模な地域的経済統合の拡大がもたらす新しいタイプの国際労働移動の理論分析。第4部:不法移民をめぐる新しい視点の分析。
目次
第1部 環境保護と労働移動(汚染抑制装置と国際労働移動;失業、環境政策と国際労働移動 ほか)
第2部 観光業と環境および労働移動(観光業、資本および労働の流入と地域発展;アグリツーリズム、失業と都市=農村間労働移動)
第3部 欧州経済統合と労働移動(移民政策の多様性と経済統合;異なるタイプの中間国を経由する国際労働移動 ほか)
第4部 不法移民と外国人単純労働者の導入推進政策(2つのタイプの不法移民がいる下での規則政策;非合法単純労働者への逆説的規制政策)
著者等紹介
近藤健児[コンドウケンジ]
1962年愛知県に生まれる。1984年京都大学経済学部卒業。1994年名古屋市立大学大学院経済学研究科博士後期課程修了。現在、中京大学経済学部教授、博士(経済学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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