出版社内容情報
東京圏、大阪圏とともに日本における三大経済圏をなしてきた名古屋とその周辺をふくむ「中京」地域。この経済圏が成立する歴史過程を当時の資料に拠りながら再現する。特に、当時の中京名古屋を象徴する都市空間としての遊廓とそれをめぐる社会経済的な人間関係に注目し、資料をまとめた。
目次
第1章 百年前の中京名古屋を知る(中京雑観;名古屋小言)
第2章 名古屋の遊廓を知る(大須旭廓から中村遊廓へ;大須旭廓の周辺;熱田遊廓から稲永遊廓へ;名古屋芸妓の世界)
第3章 『豊橋花柳界誌料』を読む(『豊橋花柳界誌料』山本松二;豊橋の遊廓)
著者等紹介
阿部英樹[アベヒデキ]
1962年、京都府舞鶴市に生まれる。1991年、東京農工大学大学院連合農学研究科修了、農学博士。日本学術振興会特別研究員、広島大学生物生産学部助手を経て、2001年、中京大学経済学部助教授。2006年より現職。現職、中京大学経済学部教授。専攻は日本経済史、農業経済学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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