中京大学経済学研究叢書<br> 江戸時代の八事山興正寺―八事文庫文書にみる尾張高野の歩み

中京大学経済学研究叢書
江戸時代の八事山興正寺―八事文庫文書にみる尾張高野の歩み

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  • サイズ A5判/ページ数 426,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784326549559
  • NDC分類 188.55
  • Cコード C3333

出版社内容情報

真言宗別格本山である名古屋市昭和区の八事山興正寺に保管されている八事文庫の所蔵文書を紹介しながら、江戸時代における興正寺の歴史を明らかにする。

序章 江戸時代の八事山興正寺
一 尾張高野八事山興正寺
二 本書の問題関心
三 興正寺の江戸時代的特質
四 本書の構成

第一章 創建期の興正寺
一 解 題
二 史料紹介
〔1〕 開山一代中公辺願書之控
〔2〕 大日尊白毫の盗難と修復

第二章 転換期の興正寺
一 解 題
二 史料紹介
〔1〕 享保七(一七二二)年 書上之留記
〔2〕 享保十四(一七二九)年 公儀書上之控
〔3〕 享保十九(一七三四)年 願書留記
〔4〕 安永四(一七七五)年 聞性代進官書控
〔5〕 天明三(一七八三)年 進官書録并触状
〔6〕 天明五(一七八五)年 指出申一札之事
〔7〕 元文元(一七三六)年 八事山興正寺台所諸色什物帳
〔8〕 宝暦十三(一七六三)年 前中納言様参詣

第三章 発展期の興正寺
一 解 題
二 史料紹介
〔1〕 寛政元(一七八九)年 堂舎書上之控
〔2〕 寛政六(一七九四)年 当寺控之堂社
〔3〕 五重塔の建立
〔4〕 観音堂の再建
〔5〕 文化・文政・天保の諸控
〔6〕 天保七(一八三六)年 進官書并触留
〔7〕 天保十三(一八四二)年 進官書并御触留
〔8〕 弘化三(一八四六)年 進官書并御触留
〔9〕 天保十一(一八四〇)年 御制札御書替一條

第四章 興正寺の由緒書
一 解 題
二 史料紹介
〔1〕 元禄七(一六九四)年 当寺由緒縁起之事
〔2〕 広縁起
〔3〕 享保三(一七一八)年 両山由緒縁起
〔4〕 寛保二(一七四二)年 八事山起立由緒書
〔5〕 文政五(一八二二)年 由緒書
〔6〕 宝暦十四(一七六四)年 御黒印頂受曲記

第五章 見聞記にみる興正寺
一 解 題
二 史料紹介
〔1〕 高力種信の「猿猴庵日記」
〔2〕 奥村得義の「松濤棹筆」
〔3〕 細野要斎の「葎の滴」

第六章 描かれた興正寺
一 解 題
二 史料紹介
〔1〕 元禄九(一六九六)年 尾陽愛知郡八事山遍照院興正律寺境内之図
〔2〕 寛政五(一七九三)年 尾州八事山之図
〔3〕 天保十五(一八四四)年 尾張名所図会 八事興正寺
〔4〕 明治二十七(一八九四)年 八事山遍照院興正寺境内全図
〔5〕 明治末期の興正寺
〔6〕 絵葉書になった興正寺

引用文献
あとがき
付録
 〔1〕 霊名録一覧表
 〔2〕 開帳仏・霊宝一覧表

目次

序章 江戸時代の八事山興正寺
第1章 創建期の興正寺
第2章 転換期の興正寺
第3章 発展期の興正寺
第4章 興正寺の由緒書
第5章 見聞記にみる興正寺
第6章 描かれた興正寺

著者等紹介

阿部英樹[アベヒデキ]
1962年、京都府舞鶴市に生まれる。1991年、東京農工大学大学院連合農学研究科修了、農学博士。日本学術振興会特別研究員、広島大学生物生産学部助手を経て、2001年に中京大学経済学部助教授。2006年、同教授。現在、中京大学経済学部教授。専攻は日本経済史、農業経済学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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