出版社内容情報
第(1)部「資本の理論」,第(2)部「最適成長」。資本理論とパシネッティ均衡,及び最適成長のターンパイク定理,黄金律などに言及.1937~71年に発表された21論文を収録。
【目 次】
日本語版 第3巻「資本と成長の理論」の出版に際して
Foreword to Volume 3 of Japanese Translation of Collected
Scientific Papers of Paul A. Sammuelson
第Ⅰ部 資本の理論
<17> 資本の純粋理論の若干の側面
<18> 理想的条件のもとにおける利子率
<27> 「社会的所得」の評価
―資本形成と富―
<28> 資本理論における寓話と現実主義:代理生産関数
<146> 新古典派ならびにより一般的なモデルにおける
パシネッテイ逆説
<147> パシネッテイとロビンソンに対する回答
<148> 総 括
<149> 非転換理論は誤謬である
第Ⅱ部 最適成長
<24> 規模について収穫不変下の均斉成長
<25> 異質資本財をともなう完全な資本モデル
<26> 変分法による資本蓄積の有効径路
<136> 消費ターンパイク定理と黄金律
<137> 多期間厚生最大化計画の黄金律に関する
ターンパイク的反論
<138> カテナリー(懸垂線)運動の漸近的ターンパイク
として演繹される2部門ゴールデン・ルール
<139> ターンパイク定理の局所的証明
<140> 時間的に非独立的な嗜好の中でのターンパイク定理
<141> ターンパイクに関する覚書:安定および不安定性
<142> 資本-産出高比率保存の法則
<143> ケネディ=ヴァイツェッカーの線にそった誘発的技術
革新の理論
<144> 返答:同意、不同意、疑問ならびに誘発された
ハロッド中立技術進歩の場合
<150> 固定貯蓄性をもつ異質的資本財モデルにおける展開
の不決定性
原文および初出一覧
日本語版への序文
責任編集者のことば
事項索引
内容説明
経済理論の中でも特に魅力的な分野の一つである資本理論を味わう論文21篇を収録。
目次
第1部 資本の理論(資本の純粋理論の若干の側面;理想的条件のもとにおける利子率;「社会的所得」の評価―資本形成と富 ほか)
第2部 最適成長(規模について収穫不変下の均斉成長;異質資本財をともなう完全な資本モデル;変分法による資本蓄積の有効径路 ほか)