出版社内容情報
環境・エネルギーと道路交通政策を中心に低炭素車両(PHV)、超小型モビリティ(ULV)、公共交通の統合的な交通運用を考える。
本書の刊行によって、観測データに基づく低炭素車両の道路交通における利用可能性が整理される。また、地方都市圏のコンパクト化による道路交通の環境影響分析が可能となる。さらには、公共交通機関の多様性を考慮した都市交通政策が明確化される。また、経済評価に基づく統合的な都市交通政策の提案が可能となる。
内容説明
脱炭素社会実現を目指す環境負荷を考慮した統合的な都市交通政策の研究。環境・エネルギーの道路交通政策としての環境対応車(EV・PHV)、超小型モビリティ(ULV)、公共交通の統合的運用など、脱炭素社会の交通手段ごとの研究成果を整理する。
目次
第1章 脱炭素社会の都市交通政策を考える
第2章 脱炭素社会の道路交通政策
第3章 超小型モビリティに関する道路交通政策
第4章 マルチエージェントモデルによる地方都市圏の道路交通政策評価
第5章 脱炭素社会の公共交通政策
第6章 地方圏の鉄道の役割と課題
第7章 環境負荷に対応した自転車交通政策
第8章 都市交通政策の環境と経済への影響評価:応用一般均衡型都市経済(CGEUE)モデルを用いて
第9章 応用一般均衡型都市経済(CGEUE)モデルによる都市交通政策評価
第10章 脱炭礎社会の都市交通政策についての展望