内容説明
経営学の視点より変革の時代のEU経済の動きと企業経営の実態を解明し、EUがユーロ危機をどのように克服して「持続可能な成長」を打ち立てようとしているのか、その具体的方向性を探る。
目次
第1部 EUの政策と産業(EUにおける人的資本強化策;ユーロ危機―教訓と解決策;EUにおける労使関係―VWの事例;フォルクスワーゲンの「社会的」ブランド戦略―ランボルギーニとのモジュール型経営(MQB戦略)を中心に
EUにおける再生可能エネルギー政策と「ポーランド問題」)
第2部 コーポレート・ガバナンスと経営理論(ヨーロッパ型企業モデルとコーポレート・ガバナンス;ドイツのコーポレート・ガバナンスと共同決定;ドイツのコーポレート・ガバナンスと資本市場;ドイツにおける経営学理論の動向)
著者等紹介
久保広正[クボヒロマサ]
1949年生まれ。1973年神戸大学経済学部卒業。現在、神戸大学学長補佐、経済学研究科教授。博士(経済学)。日本EU学会理事長
海道ノブチカ[カイドウノブチカ]
1948年生まれ。1971年関西学院大学商学部卒業。1973年神戸大学大学院経営学研究科修士課程修了。現在、関西学院大学商学部教授。商学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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