内容説明
女性・子ども・障害者・難民・先住民族・エスニックマイノリティ等への人権保障はアジアの地域協力と地域統合につながるのか。
目次
第1部 国際人権規範の地域的な促進と実施(アジアにおける人権レジームの構築―グローバル人権規範の受容とASEAN人権委員会;女性の権利をめぐる東南アジアの地域的な取組み―ASEAN女性と子どもの権利委員会;地域的子どもの権利保障メカニズムの実現に向けて―東北アジア子どもの権利革命宣言;アジア太平洋における障害者の人権―障害当事者による人権の確立を目指して)
第2部 人権の主流化とネットワーク形成(アジア開発銀行と人権―開発における人権の保障をめぐる現状と課題;子どもの性的搾取に反対する国際ネットワークの形成―当事者を中心とした「子どもの権利」ガバナンスの模索;難民の権利を守るための地域ネットワーク―アジア市民社会の動きを中心に;先住民ネットワーク―アジアの草の根運動と国際人権システムを架橋する)
第3部 深刻な人権侵害の解決へ向けた地域協力(ミャンマーの人権侵害とアジア地域協力の可能性―欧米諸国とASEAN諸国の対応の相違に注目して;フィリピン南部ムスリム社会の人権侵害―人権保護システム構築へのみち;エスニック・マイノリティの人権のための地域協力…―チッタゴン丘陵をめぐるNGOによる平和構築の試み)
資料 人権に関するASEAN政府間委員会への委託事項
感想・レビュー
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- 和書
- 経済安全保障とは何か
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- 和書
- 老眼になった君へ~愛~