出版社内容情報
貸出を中心とする収益力に特に焦点を当て、地域金融機関の環境変化への対応および課題について検討し、その将来像を追求する。
人口減少化にある今日、地域金融機関はその存在・役割を再認識する必要に迫られている。本書は地域における経済活動との関係を踏まえて地域金融システム全体の再編の方向・課題を解明し、環境変化に対応した営業店舗の役割の見直し及びフィンテック等の新たな技術の活用と目利き力・提案力向上の必要性を指摘する。
内容説明
人口減少下で地域金融機関はいかに生き残るか。貸出を中心とする収益力に焦点を当て、環境変化への課題を検討し、将来像を追究する。
目次
本書の視点と構成
第1部 地域銀行(営業地盤と地域銀行;地域銀行の収益力;経営形態の変革)
第2部 協同組織金融機関(信用金庫の特徴;信用金庫の収益力;信用組合の収益力;農業協同組合の収益力;環境変化と地域金融機関)
地域金融機関の将来像
著者等紹介
堀江康煕[ホリエヤスヒロ]
1946年福井県生まれ。東京大学経済学部卒業。博士(経済学)。日本銀行、九州大学大学院経済学研究院教授・同大学主幹教授を経て、関西外国語大学外国語学部教授、九州大学名誉教授
有岡律子[アリオカリツコ]
東京大学経済学部卒業。東京大学修士(経済学)。住友銀行(現三井住友銀行)勤務後、東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得。福岡大学経済学部専任講師、同助教授(准教授)を経て、福岡大学経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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