内容説明
社会経済活動に不可欠なインフラとなったブロードバンドの利用ルールを決定するのは、プロバイダか、利用者か、政府か。中立的なネットワークを実現するための環境整備について考える。
目次
ブロードバンドの現状
FCCによる対処
ネットワーク中立性問題の本質
日本政府のアプローチ
通信品質への支払意思(実効品質改善:移動系vs.固定系)
利用者の品質リテラシー
プロバイダ市場の競争性(集計データによる分析:アンケートによる分析)
ネットワーク中立性問題の解決のために
著者等紹介
実積寿也[ジツズミトシヤ]
1963年大阪府生まれ。1986年東京大学法学部卒業、法学士。1991年L.N.Stern School of Business,New York University修了、MBA(Finance)。2003年早稲田大学大学院国際情報通信研究科博士後期課程修了、博士(国際情報通信学)。2007~2008年Columbia Institute for Tele‐Information at Columbia Business School,Columbia University,Visiting Scholar(平成18年度安倍フェロー)。現在、九州大学大学院経済学研究院教授、総務省情報通信政策研究所特別上席研究員。デジタル・ソサエティ研究所招聘研究員。国際大学GLOCOMフェロー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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