内容説明
現実の社会で経営学がはたす機能を具体的に理解。アメリカのビジネススクール経験を踏まえ、MBAの伝統的な考え方と対比しながら経営学の基本を展開する。
目次
第1章 経営の基本視点
第2章 分析の手法
第3章 市場と経営
第4章 組織と経営
第5章 地域と経営
第6章 イノベーションと経営
第7章 デジタル化の本質
第8章 調査研究
著者等紹介
板倉宏昭[イタクラヒロアキ]
東京大学大学院博士課程修了、博士(学術)(東京大学)取得。米国マサチューセッツ工科大学(MIT)スローン経営大学院修了、経営学修士号(MBA)取得。日本IBM株式会社などを経て(国立大学法人)香川大学大学院地域マネジメント研究科(ビジネススクール)教授。情報通信学会論文賞受賞。マサチューセッツ工科大学(MIT)経営大学院客員研究員、日本学術振興会科学研究費専門委員(経営学)。現在、日本経営システム学会理事、プロジェクトマネジメント学会理事、中四国商経学会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Mikio Kitayama
1
板倉先生の授業ち使うためのテキスト、という体裁。項目毎に簡潔にまとめられている。出版からすでに七年過ぎているので、最新の内容ではないが、経営学を広く浅く知るには良い本。2017/10/31
円満
0
経営学の入門書として、これ以上の本があっただろうか? マーケティングを始めとする、広い分野をまんべんなく丁寧に網羅してくれている。図解も多く分かりやすい。 わたしは経済学部に入学する前は、バリバリの工学部であり、最初に手に取った経営学の本がこれであったが、非常にわかりやすかった。 この本を読んでいたおかげで経済学部の授業についていけていると言っても、過言ではない。 これから経済学を学ぶ人には、是非一読の価値があるとおすすめしたい。