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神戸大学経済学叢書
近代知多綿織物業の発展―竹之内商店の場合

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  • サイズ A5判/ページ数 154p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784326502196
  • NDC分類 586.27
  • Cコード C3033

出版社内容情報

近代における綿織物問屋や綿業家がどのように発展し、経済変動にどのように対応したかについて具体的事例を取り上げて研究する。

序章 課題と研究史

第1章 竹之内商店の経営
 はじめに
 第1節 明治前期における竹之内商店と松方デフレ
 第2節 明治中期における竹之内商店
 第3節 明治後期大正初期における竹之内商店
 おわりに

第2章 店組織の改正と帳簿の近代化
 はじめに
 第1 節 明治15年以前の店卸帳
 第2節 明治15年の店組織改正と店卸帳
 第3節 店組織改正以後の店卸帳
 おわりに

第3章 仕入れと木綿織立
 はじめに
 第1節 竹之内商店の仕入れ方法
 第2節 木綿買入による仕入れ
 第3節 木綿織立による仕入れ
 おわりに

第4章 販売と取引先
 はじめに
 第1節 竹之内商店の販売先
 第2節 東京の取引先
 第3節 東京以外の取引先
 おわりに

第5章 力織機導入の要因
 はじめに
 第1節 知多郡における力織機の普及
 第2節 知多郡における養蚕業の発展
 第3節 養蚕業における賃金と綿織物業における賃金
 第4節 知多郡における労働力供給
 第5節 織賃,綿糸価格,綿布価格に関する計量分析
 おわりに

第6章 岡田晒工場の設立と職工賃金・晒賃
 はじめに
 第1節 大正期知多郡における晒業
 第2節 合名会社岡田晒工場の設立
 第3節 岡田晒工場の特徴と職工賃金・晒賃
 第4節 計量分析の結果による考察
 第5節 岡田晒工場設立の背景
 おわりに

第7章 株式投資と地主経営
 はじめに
 第1節 竹之内家の株式投資
 第2節 竹之内家の地主経営
 おわりに

終章 竹之内商店の発展とその要因

参考文献
あとがき
事項索引
人名索引

目次

序章 課題と研究史
第1章 竹之内商店の経営
第2章 店組織の改正と帳簿の近代化
第3章 仕入れと木綿織立
第4章 販売と取引先
第5章 力織機導入の要因
第6章 岡田晒工場の設立と職工賃金・晒賃
第7章 株式投資と地主経営
終章 竹之内商店の発展とその要因

著者等紹介

浦長瀬隆[ウラナガセタカシ]
1950年神戸市生まれ。1975年神戸大学経済学部卒業。(株)第一勧業銀行勤務の後1984年神戸大学大学院経済学研究科博士課程後期課程単位取得満期退学。1985年名古屋学院大学経済学部講師。のち助教授、教授。1998年博士(経済学)(神戸大学)。1998年神戸大学経済学部教授。2000年神戸大学大学院経済学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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