神戸大学経済学叢書
アジア経済動態論―景気サイクルの連関と地域経済統合

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  • サイズ A5判/ページ数 240p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784326502189
  • NDC分類 332.2
  • Cコード C3033

出版社内容情報

東アジアの景気サイクルの波及、相互連関、同調性を明らかにするとともに、巨大化する中国経済の戦略が日本とアジアのFTA に与える影響と課題を浮き彫りにする。

本書は、東アジア景気の国際的波及現象を検討し、その相 互連関、同調性、日米への影響を詳細なデータをもとに分 析する。また、地域経済統合が東アジア景気に与えた影響 の可能性にも言及する。さらに、日本のアジアFTAの成 果を日本企業へのアンケートをもとに評価し、巨大化する 中国経済をまじえて課題を浮き彫りにする。

序 章 分析の視角

第1部 東アジアの景気サイクルとその連関

第1章 東アジアの景気サイクル:月次データによる景気波及経路の検出
第2章 東アジアの景気サイクルと通貨金融危機の影響
第3章 東アジアの景気サイクルにおける日米の影響
第4章 東アジア景気の相互連関:時系列分析と国際産業連関分析
第5章 東アジア景気の連動性:CCFアプローチ
第6章 中国の地域別景気とアジア景気:Haughの手法による相関パターンの検出
第7章 地域経済統合と景気の同調性:NAFTAの事例

第2部 アジアにおける地域経済統合とその課題

第8章 東アジア経済の現況と課題
第9章 FTAと日本企業の行動:アジア経済外交の課題
第10章 日本企業とアジアFTA
第11章 巨大化する中国経済と通商戦略
第12章 中国GDP統計の信頼性

参考文献
初出一覧
あとがき
索  引

目次

分析の視角
第1部 東アジアの景気サイクルとその連関(東アジアの景気サイクル:月次データによる景気波及経路の検出;東アジアの景気サイクルと通貨金融危機の影響;東アジアの景気サイクルにおける日米の影響;東アジア景気の相互連関:時系列分析と国際産業連関分析;東アジア景気の連動性:CCFアプローチ;中国の地域別景気とアジア景気:Haughの手法による相関パターンの検出;地域経済統合と景気の同調性:NAFTAの事例)
第2部 アジアにおける地域経済統合とその課題(東アジア経済の現況と課題;FTAと日本企業の行動:アジア経済外交の課題;日本企業とアジアFTA;巨大化する中国経済と通商戦略;中国GDP統計の信頼性)

著者等紹介

高橋克秀[タカハシカツヒデ]
1959年大阪府生まれ。1982年早稲田大学政治経済学部卒業。日本経済新聞記者となる。大阪経済部で中小・ベンチャー企業などを担当。87年から(社)日本経済研究センター研究員。短期・中期経済予測を担当。90年コーネル大学大学院留学。93年国際2部記者。98年から(株)三和総合研究所で海外経済調査を担当。2004年から神戸大学大学院経済学研究科助教授。専門はグローバル経済論、アジア経済論、データ解析(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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