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公共投資と道路政策

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  • サイズ A5判/ページ数 294p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784326502110
  • NDC分類 343.7
  • Cコード C3033

出版社内容情報

わが国の債務残高が600兆円を超えるほど増大した原因の一つに公共事業があることはたびたび指摘されるところである。この問題は単に公共事業費を削減すれば解決するという問題ではなく、公共財としての社会資本が公平な費用負担によって効率的に供給されているのかどうか、という点にある。
 本書は、日本の公共投資の中で、戦後一貫してその最大比率を占めてきた道路投資に特に焦点をあて、公共投資・道路投資の予算配分や政策決定のプロセスを解明するとともに、多角的な視点から社会資本政策・道路政策の分析・評価を試みる。




【目次】
第1部 予算・制度と政策決定

1  公共投資と道路投資の基礎データ
2  道路投資の政策決定プロセス
3  道路行政と国土総合開発計画
4  道路投資に関する財政システムの構造
5  道路投資制度の歴史的展開
6  公共投資の地域間配分:実証研究のサーベイ
7  道路投資の地域間配分に関する政治―経済分析

第2部 分析と評価

8  社会資本の生産性効果:実証研究のサーベイ
9  道路資本の生産性分析(Ⅰ):道路関連社会資本と県民所得・県民生産
10  道路資本の生産性分析(Ⅱ):道路関連社会資本と全要素生産性
11  道路投資の費用便益分析:西宮北有料道路のケーススタディ
12  道路政策の評価と政策決定システムの改革に向けて:本書まとめの政策
   提言

索引   

内容説明

公共事業の中でも最大シェアを占める道路投資に焦点をあて、政策決定から、予算配分、執行、その成果・成果までのプロセスを、経済と政治、制度分析と計量分析といった多角的な視点から分析、問題解明と政策提言を行う。道路特定財源の一般財源化を検討するうえでも必携の書。

目次

第1部 予算・制度と政策決定(公共投資と道路投資の基礎データ;道路投資の政策決定プロセス;道路行政と国土総合開発計画;道路投資に関する財政システムの構造 ほか)
第2部 分析と評価(社会資本の生産性効果:実証研究のサーベイ;道路資本の生産性分析(道路関連社会資本と県民所得・県民生産;道路関連社会資本と全要素生産性)
道路投資の費用便益分析:西宮北有料道路のケーススタディ ほか)

著者等紹介

長峯純一[ナガミネジュンイチ]
1958年長野県に生まれる。1980年茨城大学人文学部卒業。1986年慶応義塾大学大学院経済学研究科博士課程修了。現在、関西学院大学総合政策学部教授

片山泰輔[カタヤマタイスケ]
1964年東京都に生まれる。1988年慶応義塾大学経済学部卒業。1998年東京大学大学院経済学研究科後期博士課程修了。現在、三和総合研究所主任研究員・東京財団研究員・関西学院大学大学院総合政策研究科客員助教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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