明治大学社会科学研究所叢書<br> 環境評価の政策利用―CVMとトラベルコスト法の有効性

明治大学社会科学研究所叢書
環境評価の政策利用―CVMとトラベルコスト法の有効性

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  • サイズ A5判/ページ数 158p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784326501601
  • NDC分類 519.1
  • Cコード C3033

出版社内容情報

本書は環境の経済学的評価手法について、政策論的な視点から研究するものである。現在、環境の社会経済的評価において有効であると考えられるものに、費用便益分析、トラベルコスト法、ヘドニック法、そしてCVM(仮想市場法)がある。中でもCVMとは、住民アンケートをもとに環境の質を数値化し評価するものである。本書では、このCVMの論理と実際を、他のアプローチと比較しつつ、高知・四万十川で行われた調査をもとに解説し、その政策利用にあたっての有効性について考える。

内容説明

環境の社会経済的評価に使われるCVM(仮想市場法)とトラベルコスト法の理論と手法を解説し、その政策利用にあたっての有効性について考える。

目次

第1章 環境評価の手法と理論
第2章 米国における環境評価手法の政策利用
第3章 トラベルコスト法は使えるか
第4章 便益移転の条件
第5章 CVMは使えるか
第6章 非利用価値の計測
終章 政策手段としての環境評価

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

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CVMとは仮想評価法のことを指し、表明的選考で個人の選択に関する評価を行っている。スコープ無反応性やワイブル分析などは聞いたことがなかった。個人の意思決定というミクロレベルでの分析を行っており、四万十川などにおける環境評価などが例としてあげられている。2014/06/19

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