基軸通貨ドルの形成

基軸通貨ドルの形成

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 244p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784326501526
  • NDC分類 338.97
  • Cコード C3033

出版社内容情報

ドルの基軸通貨化のプロセスをたどりながら,日本間と欧米間の国際金融関係がどのように形成されてきたかを分析・検討し三極通貨体制を明らかにする。

【目 次】

 はしがき

 序 章 国際決済と国際通貨

  第1節 貿易決済の仕組み
  第2節 外国為替市場と国際金融市場
  第3節 中央銀行と国際通貨

第1篇 基軸通貨ドルの現代的性格

 第1章 IMF協定と基軸通貨ドル

  第1節 条約解釈と基軸通貨ドルの先取り
  第2節 第8条と対ドル差別の撤廃

 第2章 ニューヨーク外国為替市場の史的発展

  第1節 通貨交換性の制限とニューヨーク外国為替市場
  第2節 1960年代におけるニューヨーク外国為替市場の発展

 第3章 ドル危機とアメリカの公的為替操作

  第1節 ドル過剰からドル危機へ
  第2節 財務省の先駆的為替操作
  第3節 連邦準備の為替操作とスワップ網
  第4節 先物及びスワップ操作の限界とその克服

第2篇 わが国におけるドルの基軸通貨化

 第4章 わが国の対外決済制度の整備

  第1節 通商協定方式の進展とドル依存
  第2節 対外決済網の形成
  第3節 貿易金融の整備

 第5章 1960年代のわが国貿易金融の特徴

  第1節 米BA市場とドル依存
  第2節 第3国間貿易決済通貨ドルと非対称性

 第6章 日米間国際金融構造の非対称性

  第1節 介入通貨のドルへの一元化
  第2節 為替媒介通貨ドルと円為替市場の構造

第3篇 西ヨーロッパにおけるドルの基軸通貨化

 第7章 対ドル差別と西ヨーロッパ域内決済メカニズムの形成

  第1節 双務的支払協定から多角的支払協定へ
  第2節 EPUとドルの節約
  第3節 外国為替市場の自由化

 第8章 EMAと基軸通貨ドル

  第1節 EMAのメカニズムと機能
  第2節 EMA下でのドルの地位

 第9章 貿易取引通貨の多様化と為替媒介通貨ドル

  第1節 西ヨーロッパ域内貿易における取引通貨の多様性
  第2節 為替媒介通貨とインターバンク市場の自立化

 終 章 ドルのオーバー・ストレッチ

  第1節 IMF体制の変質
  第2節 変動相場性下でのドルのオーバー・ストレッチ


 あとがき
 索 引

内容説明

ドルの基軸通貨化のプロセスをたどりながら、日米間と欧米間の国際金融関係が戦後どのように形成されてきたかを分析・検討し、三極通貨体制の基礎構造を明らかにする。

目次

序章 国際決済と国際通貨
第1章 IMF協定と基軸通貨ドル
第2章 ニューヨーク外国為替市場の史的発展
第3章 ドル危機とアメリカの公的為替操作
第4章 わが国の対外決済制度の整備
第5章 1960年代のわが国貿易金融の特徴
第6章 日米間国際金融構造の非対称性
第7章 対ドル差別と西ヨーロッパ域内決済メカニズムの形成
第8章 EMAと基軸通貨ドル
第9章 貿易取引通貨の多様化と為替媒介通貨ドル
終章 ドルのオーバー・ストレッチ

最近チェックした商品