出版社内容情報
従来の企業会計原則解釈学一辺倒の会計学から距離を置いた,より広い社会科学的パースペクティブから会計現象をみる新しいタイプの入門書。
【目 次】
日本語版序文
翻訳にあたって
序 文
謝 辞
第1部 企業の契約理論
第1章 会計とコントロールの理論序説
第2章 会計と企業の契約モデル
第2部 会計とコントロールのミクロ理論
第3章 経営管理者の技能のための契約
第4章 経営者と会計意思決定
第5章 利益とその操作
第6章 投資家と会計
第7章 会計と株式市場
第8章 監査人と企業
第3部 会計とコントロールのマクロ理論
第9章 コンベンションと分類
第10章 意思決定の基準と機構
第11章 会計の標準化
第12章 政府、法そして会計
第13章 公共財組織の会計
エピローグ
索 引
内容説明
従来の企業会計原則解釈学一辺倒の会計学から距離を置いた、より広い社会科学的パースペクティブから会計現象を見ていくうえでの、まったく新しいタイプの会計入門書。企業を契約の集合体と見ることにより、会計を取り巻く各経済主体の利害が対立する状況を想定し、その中で会計の基準や手続きが経済主体の効用(利潤・便益)最大化の観点から社会的に選択されうることを叙述する。
目次
第1部 企業の契約理論(会計とコントロールの理論序説;会計と企業の契約モデル)
第2部 会計とコントロールのミクロ理論(経営管理者の技能のための契約;経営者と会計意思決定;利益とその操作 ほか)
第3部 会計とコントロールのマクロ理論(コンベンションと分類;意思決定の基準と機構;会計の標準化 ほか)