出版社内容情報
5世紀から8世紀初め(メロヴィング朝からカロリング朝に至る時代)のフランク人貴族について,その法的地位,王権との関係,社会経済的基礎,及び考古学的側面から考察する。
【目 次】
序 論 本書の研究課題
第Ⅰ部 初期フランク王国貴族の一般的性格
第1章 法律史料より見た初期フランク王国貴族
第2章 初期フランク王国におけるローマ人貴族
第3章 初期フランク王国における貴族と王権
-グンドワルトの王位簒奪事件をめぐって-
第4章 フランク王国成立期における貴族
第5章 初期メロヴィング時代における貴族所領
第6章 初期フランク王国貴族に関する考古学的所見
第7章 「グリモ遺言状」とその所領
第8章 西洋初期中世の貴族支配
第Ⅱ部 エヒテルナッハ修道院所領の形成・発展とイルミナ一族
第1章 フランク人女性貴族イルミナ(1)
第2章 フランク人女性貴族イルミナ(2)
-イルミナ一族の系譜関係とその政治的、社会経済的地位-
第3章 エヒテルナッハ修道院所領の形成と初期フランク王国貴族
第4章 西欧初期中世の「グルントヘルシャフト」
-エヒテルナッハ修道院所領の形成とその構造をめぐって-
第5章 エヒテルナッハ修道院の創設と発展
-イルミナ一族からカロリング家へ-
あとがき
人名索引
目次
序論 本書の研究課題
第1部 初期フランク王国貴族の一般的性格(法律史料より見た初期フランク王国貴族;初期フランク王国におけるローマ人貴族;初期フランク王国における貴族と王権―グンドワルトの王位簒奪事件をめぐって ほか)
第2部 エヒテルナッハ修道院所領の形成・発展とイルミナ一族(フランク人女性貴族イルミナ;フランク人女性貴族イルミナ―イルミナ一族の系譜関係とその政治的、社会経済的地位;エヒテルナッハ修道院所領の形成と初期フランク王国貴族 ほか)