韓国経済発展論

韓国経済発展論

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  • サイズ A5判/ページ数 276p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784326501090
  • NDC分類 332.21
  • Cコード C3033

出版社内容情報

現代韓国の経済発展過程を独自の観点から追跡し,「圧縮型発展パターン」を析出。韓国の発展経験が開発途上世界の開発にいかなる教訓的示唆をもち得るか,解明していく。


目次

序章  本書の課題

第1章 開発の初期条件―近代経済成長前史―

 1 植民地支配
 2 戦争破壊と経済援助
 3 官主導型資本主義の誕生
 4 外国貿易と資本蓄積

第2章 経済発展と後発性利益

 1 インダストリアリズムの波及と新興工業国家
 2 圧縮型産業発展
 3 後発性利益の諸相
 4 東アジア諸国の成長加速

第3章 輸出志向工業化の政策体系

 1 輸出と経済発展
 2 輸出志向工業化の政策体系
 3 工業化と貿易構造

第4章 重化学工業化と構造変化―1970年代の経験を中心に―

 1 工業成長と構造変化
 2 後方関連圧力と鉄鋼業
 3 石油化学産業の構造深化
 4 自動車産業の発展
 5 重化学工業化の促進要因

第5章 工業雇用の拡大と二重経済

 1 経済発展と雇用吸収
 2 労働移動・都市化
 3 雇用・賃金
 4 相対要素価格・要素代替・要素生産性
 5 韓国経済の「転換点」

第6章 工業化政策の諸類型と所得分配

 1 工業化・資源分配・所得分配
 2 フィリピンの所得分配構造―土地細分化と絶対的貧困―
 3 韓国の所得分配構造―輸出志向型工業化の厚生的意味―
 4 政策的合意

第7章 日韓貿易関係の構造分析

 1 日韓分業関係の基本構造
 2 フルセット自給型構造と加工貿易型構造
 3 日韓関係の依存関係
 4 日韓水平分業の展開

索引 

内容説明

現代韓国の経済発展過程を独自の観点から追跡し、「圧縮型発展パターン」を析出。韓国の発展経験が開発途上世界の開発にいかなる教訓的示唆をもち得るか、という意識のもとに組み立てられた初の本格的な労作。

目次

序章 本書の課題
第1章 開発の初期条件―近代経済成長前史
第2章 経済発展と後発性利益
第3章 輸出志向工業化の政策体系
第4章 重化学工業化と構造深化―1970年代の経験を中心に
第5章 工業雇用の拡大と二重経済
第6章 工業化政策の諸類型と所得分配
第7章 日韓貿易関係の構造分析

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