出版社内容情報
現代フィリピン経済理解の基本的視点を提供し,構造的解明のための理論的・実証的研究の深化をめざした意欲的力作である。21世紀へ向けてのフィリピン経済の現状分析。
【目 次】
序 論
第Ⅰ部 マルコス政権下のフィリピン経済の構造
第1章 マルコス政権下の工業化の構図
第2章 対外債務累積と国有企業の増大
第3章 対外債務累積と開発金融の膨張
―フィリピン開発銀行のビヘイビアを中心に―
第4章 マルコス政権下におけるココナッツ産業の再編成
―ココナッツオイル工業における独占体制の形成―
第Ⅱ部 構造調整下のフィリピン経済
第5章 IMF・世銀の構造調整計画とマルコス体制
―強要された構造調整―
第6章 1991~92年経済安定プログラムと『中期開発計画』
―対外債務重圧下のアキノ財政―
第7章 アキノ政権下のフィリピン経済
―エリート民主制の復活と自由化・民営化路線―
補 論 多国間援助計画(MAI)とアキノ政権
あとがき
略語表
索 引
内容説明
現代フィリピン経済理解の基本的視点を提供し、構造的解明のための理論的・実証的研究の深化をめざした意欲的力作。
目次
第1部 マルコス政権下のフィリピン経済の構造(マルコス政権下の工業化の構図;対外債務累積と国有企業の増大;対外債務累積と開発金融の膨脹―フィリピン開発銀行のビヘイビアを中心に;マルコス政権下におけるココナッツ産業の再編成―ココナッツオイル工業における独占体制の形成)
第2部 構造調整下のフィリピン経済(IMF・世銀の構造調整計画とマルコス体制―強要された構造調整;1991~92年経済安定プログラムと『中期開発計画』―対外債務重圧下のアキノ財政;アキノ政権下のフィリピン経済―エリート民主制の復活と自由化・民営化路線)
補論 多国間援助計画(MAI)とアキノ政権―日米経済援助とフィリピン経済
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