出版社内容情報
フィリピン経済界で高い地位を占める糖業資本の成立,発展過程を著者自身が発掘した資料と現地調査を基礎に分析,フィリピン財閥形成史でもある。比米両国にもない研究成果。
【目 次】
まえがき
凡 例
序 論
第Ⅰ部 精糖業資本の勃興
第1章 輸出経済の構造
第2章 アメリカ系資本の進出-修道会領地処理問題との関連で
第3章 フィリピン系資本の生成-「バンク・セントラル」の事例
第Ⅱ部 地主制と甘庶アシエンダ発生
第4章 地主層の抬頭
第5章 分糖法下の土地所有と農業経営
第Ⅲ部 大不況期フィリピン糖業の展開
第6章 割当制度化の生産形態
第7章 糖業労働力の特質
要約と結論
参考文献
図表一覧
索 引
目次
第1部 製糖業資本の勃興(輸出経済の構造;アメリカ系資本の進出―修道会領地処理問題との関連で;フィリピン系資本の生成―「バンク・セントラル」の事例)
第2部 地主制と甘蔗アシエンダの発展(地主層の抬頭;分糖法下の土地所有と農業経営)
第3部 大不況期フィリピン糖業の展開(割当制度下の生産形態;糖業労働力の特質)