民法案内〈2〉民法総則 (第2版)

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  • サイズ B6判/ページ数 377,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784326498451
  • NDC分類 324
  • Cコード C3332

出版社内容情報

現代によみがえる名講義。大家が軽妙な語りロで民法の奥行きを鮮やかにひも解く。平成18年の法人に関する規定の改正を盛り込む新版。

我妻榮の晩年の円熟した筆になる我妻民法学の総決算ともいうべきものが「民法案内」である。いまだ通説として通用している我妻説であるが、読み物風に書かれた民法案内を通じて、読者は楽しみながら民法を学ぶことができる。今回、最後の弟子、川井健の手により改正箇所の記述を抜本的に見直し、要を得て簡潔に解説している。


第二版 はしがき
はしがき
はしがき(全訂)
新版に際して
はしがき(旧版)

第一章 総則編の概観
 第一 総則編の他の編に対する地位
 第二 総則編の内容

第二章 私権とその行使
 第一 私権の意義とその種類
 第二 私権の行使と濫用の禁止

第三章 権利の主体
 第一 権利の主体となりうるもの
 第二 自然人
 第三 法人

第四章 物

第五章 法律行為
 第一 法律行為総則
 第二 意思表示
 第三 代理
 第四 無効と取消し
 第五 条件と期限

第六章 期間の計算

第七章 時効
 第一 消滅時効
 第二 取得時効
 第三 時効一般

総則を終って

事項索引
判例索引

内容説明

現代によみがえる名講義。軽妙な語り口で民法の奥行きを平明に解く。法人に関する規定の改正を盛り込む。

目次

第1章 総則編の概観
第2章 私権とその行使
第3章 権利の主体
第4章 物
第5章 法律行為
第6章 期間の計算
第7章 時効

著者等紹介

我妻榮[ワガツマサカエ]
明治30年米沢市に生まれる。大正9年東京帝国大学卒業、東京大学教授、東京大学名誉教授、法務省特別顧問。昭和48年10月逝去

幾代通[イクヨトオル]
大正12年福井市に生まれる。昭和19年東京帝国大学卒業、名古屋大学教授、東北大学教授、東北大学名誉教授、上智大学教授を歴任。平成3年1月逝去

川井健[カワイタケシ]
昭和2年広島市に生まれる。昭和28年東京大学卒業、北海道大学助教授・教授、一橋大学教授・学長を経て、一橋大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HARU

1
約20年振りに再読。法律を学ぶことを格好悪いとして、興味を感じながらも二年生時に民法ゼミに入らなかったのを後悔している。今居る場所で苦労して身につけたものだけが将来迄残る財産となること、次や遠くを見すぎて足元を軽視し、先取りをして苦労が少なくなるような学び方では何も残らないことを自分に言い聞かせたい。たっぷりと苦労することが学ぶこと。マラソンと一緒で苦しくなったら鍛えられていると喜ぶべき。11巻と長丁場だが、後悔を立ちきり、民法をしっかり学ぶために少しずつ読み進めたい。一期一会のつもりで。2014/03/09

ゆうちゃん

0
所有権、地上権、借地権、借家権、抵当権、物件の対抗要件としての登記、意思表示、引渡し、等。初心者でも興味を持って読むことが出来る良書。2015/11/01

あるじ

0
初学者向けという触れ込みではあるものの、気軽に読み流せる代物ではない。 佐久間先生や山本先生の基本書にも載っていない事項を本質論から論述するスタイル。 初学者でも押さえるべき基礎や本質論を様々な角度から深掘りしていく本書は、真の意味で、初学者向けなのかもしれない。 全てのロー生や予備受験生にお勧めする。 私は本書と佐久間先生の本を行き来し、我妻理論の向こう側を確認した。この読み方は、改正に部分にも目配り出来るので、お勧めである。2019/01/06

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