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出版社内容情報
現代によみがえる名講義。大家が軽妙な語り口で民法の奥行きを鮮やかにひも解く。最新の情報を盛り込んで、第7巻、第8巻、第9巻同時刊行。
我妻榮の晩年の円熟した筆になる我妻民法学の総決算ともいうべきものが「民法案内」である。いまだ通説として通用している我妻説であるが、読み物風に書かれた民法案内を通じて、読者は楽しみながら民法を学ぶことができる。同時、我妻榮がひとつの結論を出すために、どんなに苦労したかという論理的過程を覗き見ることができる。今回は抽象的で難解とされる債権総論であるが、民法の条文や制度が、関連する社会的現象の全体の中でどのような地位を占めているのか、取引社会で法がどのように機能、運用されているか、実例をふんだんに用い金融実務の流動的な動きを学ぶ工夫が凝らされている。
序章 債権法
第一章 債権の目的
第一 債権の目的序説
第二 最も債権らしい債権(金銭債権)
第三 最も債権らしくない債権(不動産賃借権)
第四 中間にある債権
一 種類債権
二 特定債権(特定物の引渡しを目的とする債権)
三 選択債権
第五 なす債務
一 強制履行の方法
二 三つの強制履行の相互の関係
三 債権の目的としての特殊性
第六 利息債権
一 利息と遅延利息
二 利息制限法
三 遅延賠償の特約
第二章 債権の効力
第一 債権の効力概説
一 履行請求と履行障害
二 自然債務
三 債務と責任
四 第三者の債権侵害
五 現実的履行の強制と損害賠償の請求
第二 債務不履行
一 債務不履行の態様
二 債務不履行による損害賠償の請求
第三 債務者の責任財産の保全
一 債権者代位権
二 詐害行為取消権
事項索引
判例索引
内容説明
軽妙な語り口で民法の奥行きを平明に説く。民法現代用語化に対応。
目次
序章 債権法
第1章 債権の目的(債権の目的序説;最も債権らしい債権(金銭債権)
最も債権らしくない債権(不動産賃借権)
中間にある債権
なす債務
利息債権)
第2章 債権の効力(債権の効力概説;債務不履行;債務者の責任財産の保全)
著者等紹介
我妻榮[ワガツマサカエ]
明治30年米沢市に生まれる。大正9年東京帝国大学卒業。東京大学教授、東京大学名誉教授、法務省特別顧問。昭和48年10月逝去
水本浩[ミズモトヒロシ]
大正9年熊本県に生まれる。昭和19年東京大学卒業。神奈川大学助教授、立教大学教授、獨協大学教授、立教大学名誉教授を歴任。平成11年12月逝去
川井健[カワイタケシ]
昭和2年広島市に生まれる。昭和28年東京大学卒業。北海道大学助教授・教授、一橋大学教授・学長を経て、一橋大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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