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出版社内容情報
現代によみがえる名講義。大家が軽妙な語り口で民法の奥行きを鮮やかにひもとく。最新の情報を盛り込んで、第5巻、第6巻同時刊行。
我妻榮の晩年の円熟した筆になる我妻民法学の総決算ともいうべきものが「民法案内」である。いまだ通説として通用している我妻説であるが、読み物風に書かれた民法案内を通じて、読者は楽しみながら民法を学ぶことができる。同時に、我妻榮がひとつの結論を出すために、どんなに苦労したかという論理的過程を覗き見ることができる。今回は担保物権法であるが、複雑多岐にわたる金融取引の実務で、法がどのように機能、運用されているか、実例をふんだんに用い取引社会の生々しさが想起される。また、民事執行法等の手続法や商法との有機的な関連の知識も余すことなく取り入れ、立体的に金融実務の流動的な動きを学ぶ工夫が凝らされている。
第5章 抵当権
第1 抵当権の設定と対抗要件
第2 抵当権の効力
第3 抵当権の効力の及ぶ目的物の範囲
第4 抵当権による物上代位
第5 抵当不動産の用益
第6 抵当権の侵害に対する効力
第7 抵当権の処分
第8 共同抵当
第9 抵当権の消滅
第10 根抵当権
第6章 譲渡担保
第1 典型的事例を中心として
第2 特殊の動産
第3 不動産の譲渡担保
第7章 仮登記担保
第1 仮登記担保法の制定まで
第2 仮登記担保の法律関係
事項索引
判例索引
目次
第5章 抵当権(抵当権の設定と対抗要件;抵当権の効力;抵当権の効力の及ぶ目的物の範囲;抵当権による物上代位;抵当不動産の用益;抵当権の侵害に対する効力;抵当権の処分;共同抵当;抵当権の消滅;根抵当権)
第6章 譲渡担保(典型的事例を中心として;特殊の動産;不動産の譲渡担保)
第7章 仮登記担保(仮登記担保法の制定まで;仮登記担保の法律関係)
著者等紹介
我妻榮[ワガツマサカエ]
明治30年米沢市に生まれる。大正9年東京帝国大学卒業。東京大学教授、東京大学名誉教授、法務省特別顧問。昭和48年10月逝去
清水誠[シミズマコト]
昭和5年東京都に生まれる。昭和28年東京大学卒業。東京都立大学助教授・教授、神奈川大学教授を経て、東京都立大学名誉教授
川井健[カワイタケシ]
昭和2年広島市に生まれる。昭和28年東京大学卒業。北海道大学助教授・教授、一橋大学教授・学長を経て、一橋大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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