出版社内容情報
「法とは何か」を哲学的に理解する。現在活躍中の最も重要な法哲学者が、法哲学の中核たる法概念論を精緻に議論する、現代の入門書。
現代の法思想の主要な問題を探求することに加えて、ケルゼン、ハート、ラズ、ドゥオーキン、ウォルドロンらによる21世紀初頭の理論状況を的確に整理し、批判的に検討を施す。様々の理論を中立的に解説するにとどまらず、法の本質を深く探求、地を這うような思考の道筋を明快に示す第一級の書。基礎法学翻訳叢書第一弾。
【原著】Andrei Marmor, Philosophy of Law(Princeton Foundations of Contemporary Philosophy Book 10)(Princeton University Press, 2014)
内容説明
「法とは何か」を哲学的に理解する。現在活躍中の最も重要な法哲学者が、法哲学の中核たる法概念論を精緻に議論する、現代の入門書。
目次
第1章 法の純粋理論?
第2章 法の基礎にある社会的ルール
第3章 権威・コンヴェンション・法の規範性
第4章 法は道徳によって決定されるか?
第5章 法哲学は規範的か?
第6章 法の言語
著者等紹介
マーモー,アンドレイ[マーモー,アンドレイ] [Marmor,Andrei]
本書刊行時は南カリフォルニア大学哲学教授・法学教授だったが、2015年よりコーネル大学法学・哲学教授。専門は法哲学
森村進[モリムラススム]
一橋大学名誉教授・日本法哲学会前理事長。専門:法哲学
伊藤克彦[イトウカツヒコ]
神奈川大学・千葉工業大学・和光大学非常勤講師。専門:法哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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