内容説明
適正な実務運用指針を示し、現時点での理論的到達点を明確にした最新かつ本格的な逐条解説書。アスベスト訴訟、原発事故訴訟、旧優生保護法訴訟、在外日本人最高裁判所裁判官国民審査訴訟、同性婚訴訟等における判例を追加し、整理・分析する。初心者にもわかりやすく平易に解説する。膨大な判例・学説群を精緻に整理・分析・評価する。総論(一般的理論の考察)だけではなく、各論(具体的類型の考察)にも多くの解説をする。論争項目をほぼ網羅しており、現時点での判例・学説の到達点を明示する。クロスレファレンスを付して関連問題を多角的に把握できる。裁判実務・行政実務等に対する解釈指針を提示して理論と実務の架橋を図る。これまであまり触れられなかった訴訟上の問題点についても相当の目配りをする。単独著者ならではの一貫した解説であるため内容に統一性がある。
目次
序章
第1章 公権力の行使に基づく損害の賠償責任等
第2章 公の営造物の設置管理の瑕疵に基づく損害の賠償責任等
第3章 賠償責任者等
第4章 民法の適用
第5章 他の法律の適用
第6章 相互保証
第7章 附則
付論 国家賠償法の改革
著者等紹介
西埜章[ニシノアキラ]
1965年3月明治大学法学部卒業。2019年5月 弁護士登録取消し(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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