出版社内容情報
民事訴訟法や周辺的な制度にちりばめられている証拠収集の制度を、実務の流れにそって体系的に解説。法律家必携の基本書。
内容説明
相談を受けて交渉を開始する段階、訴訟等の法的手続の準備を行う段階、提起後の手続係属中の段階、強制執行の段階と順を追って、どのような証拠収集方法が利用可能か、どのような証拠が有益かを体系的に解説。
目次
第1編 相談から交渉段階でできる証拠収集(弁護士法23条の2に基づく照会制度―いわゆる「23条照会」;職務上請求 ほか)
第2編 訴訟提起を見据えた提訴前に可能な証拠収集(訴えの提起前における照会;訴えの提起前における証拠収集の処分 ほか)
第3編 訴訟係属中にできる証拠収集(当事者照会;調査嘱託 ほか)
第4編 判決を得た段階(確定前と確定後)にできる証拠収集―執行を見据えて(強制執行準備;財産開示手続)