出版社内容情報
債権法改正を踏まえて改訂。多数の契約書文例、裁判例等を取り上げ、理論と実務の両面を解説。一生ものの基礎を身につける。
本書の内容と特徴
第1章 契約の理論
1 はじめに
2 契約の意義と法的拘束力
3 法的拘束力のない合意
4 附合契約(約款)
5 契約の種類
6 契約の成立
7 意思と表示の不一致
8 契約自由の原則とその例外
9 契約の当事者(代理と代表)
10 双務契約に特有な効力
11 契約の終了
第2章 契約書
1 はじめに
2 契約書の意義と機能
3 書面によらない契約の効力
4 完全合意条項
5 契約書作成の基本
第3章 契約書の文例
1 はじめに
2 一般条項
3 秘密保持契約
4 継続的売買契約
5 販売店(代理店)契約
6 製作物供給契約
7 ライセンス契約
8 マーチャンダイジング(商品化)契約
9 M&A契約
10 合弁契約
第4章 契約をめぐる紛争の解決手段
1 はじめに
2 紛争の不可避性
3 紛争解決手段
4 国際取引紛争
第5章 契約交渉
1 はじめに
2 交渉の準備
3 交渉術
4 契約締結上の過失
5 レター・オブ・インテント
判例索引
事項索引
喜多村 勝?[キタムラ カツノリ]
著・文・その他
内容説明
契約法の基礎、契約書文例の詳細な検討はもちろん、判例の考え方、ユニドロワ原則、債権法改正との関係を丁寧に紹介しつつ、民事訴訟法上の論点や契約交渉のポイントも解説。契約法務の全体像を立体的に示す。
目次
第1章 契約の理論(契約の意義と法的拘束力;法的拘束力のない合意 ほか)
第2章 契約書(契約書の意義と機能;書面によらない契約の効力 ほか)
第3章 契約書の文例(一般条項;秘密保持契約 ほか)
第4章 契約をめぐる紛争の解決手段(紛争の不可避性;紛争解決手段 ほか)
第5章 契約交渉(交渉の準備;交渉術 ほか)
著者等紹介
喜多村勝徳[キタムラカツノリ]
昭和56年司法試験合格。昭和57年東京大学法学部卒。昭和59年司法修習修了(36期)。昭和59年~平成8年裁判官(東京地裁、広島地裁、熊本地裁、最高裁家庭局)。昭和61年~62年米国ワシントン大学ロースクール留学。平成2年~4年郵政省出向(電気通信局課長補佐)。平成8年~弁護士(丸の内法律事務所)。平成24年~学習院大学法学部非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。