出版社内容情報
ベッカリーア「犯罪と刑罰」の訳者として知られる風早先生の追悼論文集。ベッカリーアを含めた風早刑法学に関する論文と欧米日の啓蒙主義刑法理論と刑事立法を概括する論文。
【目 次】
序 風早八十二先生の軌跡
― 人と業績 ―
Ⅰ 1 風早刑法学における「犯罪と刑罰」
2 「犯罪と刑罰」の意義
3 ベッカリーア研究の現段階
Ⅱ 4 ルペルチエ
-フランス革命初期における啓蒙刑法思想-
5 アドゥリヤン・デュポール
6 クライトマイアの刑事立法
7 新たに生ずべき共和国における刑事立法の綱領
8 ヨーセフ・フォン・ソネンフェルス
-不屈の実利的拷問廃止論者-
9 ウィリアム・ペン
10 ベンジャミン・ラッシュの死刑廃止論
-建国期ペンシルヴェニアにおける刑罰改革と死刑廃止-
11 ジェファーソンの刑罰改革における啓蒙の理念と実践
-啓蒙の精神の戸惑い:ヴァージニア刑罰均衡法案-
Ⅲ 12 ドイツ・オーストリアの啓蒙主義刑法理論と刑事立法
13 アメリカ啓蒙期における刑法学
14 啓蒙思想と明治初期刑法・司法制度の成立
あとがき
風早八十二先生 著作目録
目次
風早八十二先生の軌跡―人と業績
風早刑法学における「犯罪と刑罰」
「犯罪と刑罰」の意義
ベッカリーア研究の現段階
ルペルチエ
アドゥリヤン・デュポール
クライトマイアの刑事立法
新たに生ずべき共和国における刑事立法の綱領
ヨーセフ・フォン・ソネンフェルス―不屈の実利的拷問廃止論者
ウィリアム・ペン
ベンジャミン・ラッシュの死刑廃止論―建国期ペンシルヴェニアにおける刑罰改革と死刑廃止
ジェファーソンの刑罰改革における啓蒙の理念と実践―啓蒙の精神の戸惑い:ヴァージニア刑罰均衡法案
ドイツ・オーストリアの啓蒙主義刑法理論と刑事立法
アメリカ啓蒙期における刑法学
啓蒙思想と明治初期刑法・司法制度の成立